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リニューアル・ろっきぃページ更新日16/05/05
ろっきぃとミッキーが揃って散歩

更新日16/05/05

<メニュー謎の犬ミッキーってどんな犬?

1謎の犬ミッキー・・・って一体どんな犬?」

2 掘り返し犬ミッキー・・お前は土木工事犬か?

3 カジリ犬ミッキー
4 全長60cmの生きてる鯉を尻尾からバリバリ食べ出すミッキー
5 透視犬ミッキー
6 アイコンタクト犬ミッキー
7 無言犬ミッキー
8 外れ犬ミッキー
9 歩けなくなってわずか7日で死んだミッキー
10 最後の日のミッキー

<謎の犬ミッキー・一体、ミッキーってどんな犬だったか?>

大型犬のハウスに居候をしてたミッキー
 2016年4月24日に亡くなった愛犬ミッキー、しかしこの犬は飼えば飼うほど分からない。

 なんというか、不思議な犬だ。
では一体、どんな犬だったのか?実はこんな犬だったのだ!

 最初見掛けたのが、近くの表で飼われている、シベリアンハスキーの小屋から見掛けない犬が現れた。その後は秋田犬のところで居候をしてた。

 それが、居候犬のいそちゃんで、これが、後のうちのミッキーだった。

 この犬は、大型犬の小屋に居候をして、しかもその大型犬のエサもチャッカリ、いただいていた。
 本当の居候犬だね。

【画像:右の犬が、シベリアンハスキー、中央後ろ向きが、まだ1歳当時のろっきぃ、うしろの小屋から出て、そそくさといそちゃん(ミッキー)は、逃げ出した】

1・外れ犬ミッキー・「この犬は、飼いにくい犬ですよ!」と保険所の人が言う・・マジ、飼いにくい犬だった

お前は、ホントに外れ犬だったねえ!と良くミッキーに言いきかす!!

保険所に犬を受けとりに行ったら、事務所の机の下でガタガタ震えていたミッキーリミッキーを連れだされ、机の下に隠れガタガタ震えていたミッキー とにかく外れだね!このいそちゃんが、居候をしてる時、何時も追い出されるのは、誰か近づくとギャンギャン泣きわめくので近所の人から、保健所に通報されて、転々と居候先を替えていた。

 そこでこのいそちゃんを飼育しようと思って、保健所に連絡して、飼い主が、現れなければ必ずうちで飼育しますのでと云う条件で、、捕まえて貰った。

 引き渡す時、に言った言葉が「これは飼いにくい犬ですよ。
 普通ならお渡ししない犬ですが、飼うと云うお約束ですのでお渡しします!」 とプロが「飼いにくいコト間違いない!」と太鼓判を押した犬がミッキー!
【画像:連れだされた保健所の事務所、その机の下でガタガタ震えていたミッキー】

飼って見たらほんとメチャンコ飼いにくい犬だった。
でも悔いはない、こういう訳ありの犬を一度飼ってみたかった。でも疲れた!
でも後悔はない!どっちなんだ?いや、悔いはないけど疲れたね。

2・.掘り返し犬ミッキー・・お前は土木工事犬か?

庭を好き勝手にほじくり返す!!

現在のろっきぃも含めて3頭、犬を飼ったけど、このミッキーぐらい庭をほじくり返す犬はいない。庭中あっちこっち、ほじくり返し放題、そこでこっちも対策を立てる。
 庭中十cm間隔に長さ40cmほどのスポークをうちつけておく、少し掘るとスポークに引っかかって足の裏が痛いので、掘るのをやめるという訳だ。

しかし、なかなかそうすんなりとはいかず、この癖が治るまでに数年位はかかった。

3・カジリ犬ミッキー・・・・・もう段ボールから、襖、障子まで何でもかじり倒してしまう!

ここまで、破壊する犬も珍しいぞ!!

かじり王ミッキーがかじったラジカセの箱これほど、凶暴にカジリ、破壊するいぬは、珍しいねえ。
まず段ボールの箱は、もう当たり前だね。雷がゴロゴロってなると、怖いから、あ何かを齧るね。

 そればかりじゃない。襖破りはもう襖の一番上の紙をじゃなく、その下の桟までガリガリやるので、襖の総取り替えになる。

 もう襖も障子ももうタダ紙の張替えだけならいいけど、何枚障子は、かえたことか、基本的手に雷が恐くて、ガリガリかじる。

 しかし、先月、少しまだ調子が良かった時、前足で、静かに障子を爪で、ス~ス~ツと何をやってるのかと思ったら、なんとミッキー最後の障子破りだ。

 【画像:ミッキーの一番良くやる、箱かじる・・もう原型をとどめない】

4・全長60cmの生きてる鯉を尻尾からバリバリ食べ出すミッキー・・・こらっ、高い鯉を喰うな!

池から鯉が飛び出してバタンバタン動いているのをうまそうに食いだす!

今まで飼っていた3頭の犬の中で池から飛び出して、動いてる鯉を食べた犬は、ミッキーが、始めてだね。とにかく、ミッキ-にとって、鯉と云うのは、食糧としか思っていない。
 
 とにかく、池から飛び出した鯉が、庭でドタンバタンしてるとそれを見つけるとフッ飛んで来て、
一番大きい鯉は全長60cmほどあった鯉を片足で抑えて動くのもものともせず、バリバリバリッと食べ始める。

 とんでもない犬だよな。とにあくあわてて食べるのを中断して、まだ勿論に生きてる。その60cmの鯉時は、シッポの方からバリバリ食べ、背骨を2,3個食べた。こんな犬は初めてだ。
 しかし、鯉は、まだ生きていたが、怪我の治療をしたが、ミッキーがガリガリかじったのが、原因で、5日後程して、亡くなった。
 しかし、60cmもある鯉の背骨は固い。その固い背骨を食べて胃壁を傷つけたんだね。
散歩中になんとチョコレート色の血ヘドを大量に吐いた。
 驚いたミッキー、もしかしたら死ぬのではと思ったほどだ。この事件があってからもミッキーは、鯉が飛び出るとまっ先に行って、鯉をかじろうとするんだ。コラッ、まだ懲りねえのかよ!ホントに

5・透視犬ミッキー・・・弟子が、つくがTX六町駅に着いた時にはもう鳴いてる。

とにかく見えるらしい!ミッキーには、何かが見えるようだ

最近まで居候をしていた秋田犬に挨拶に行った時 どうもミッキーは、人間にはみえないものが見えるらしい。

 良くあったのが、お弟子さんが、来る日、弟子が、六町駅に着く頃になるとワンワン吠えだす。
 
 どうもミッキーには、透視能力があるようだ。
 
 それから良くあったのは、なにもない空間をぼんやりとおびえながら見ていることが良くあった。

 とにかく変わった犬で、どうもその透視能力で自分の寿命なんか直感で、分かってしまうのではないだろうか?不思議な犬だね。


【画像:以前厄介になっていた秋田犬に挨拶に、喜んだ秋田犬が、ミッキーのお尻にド~ンと体当たりをした】 

6.アイコンタクト犬ミッキー・・・今まで全くアイコンタクトしなった犬

突然、ミッキーが、アイコンタクトをし始めた、なんでだ?

 ミッキーは、ホントによく分からない犬だ。飼育して十数年、ミッキーからアイコンタクトで訴えるようなのは記憶がない。ところが、それが、本格的に病気になってここ1~2か月、何故か。ジ~ッと円丈を見て、訴えるように見るのだ。しかもジッと見て、「私が、こうやって見ているは、どう言う意味かわかるだろ?という顔で、円丈を見る。

そんなもん分かる訳ないだろう?犬飼育レベル1の円丈が、そんな複雑なことが分かるか?
 しかし、いよいよミッキーの寿命も尽きようと云う時になって突然、アイコンタクト!さっぱり分からない。
 そこで「ミッキー、何がしたいんだ?何を言いたいんだ?」となんどもなんども聞くが、ミッキーは、言葉を話せないし、円丈は、犬の気持ちがわからない。いやいや、悔しいな。ホント、もどかしい。もしこの時のアイコンタクトの意味を円丈が知ったら、思うわず、涙をながすようなことなのかね。
残念だ。一体何を言いたかったのか?もどかしい。

7.無言犬ミッキー・・・最後の一か月は、まるで座禅でもしてるように一言も喋らなかった。

あんなに吠えていた犬が、死ぬ1ケ月は、ワンワンのワの字も言わなかった。

少し顔がむくんだミッキー 全く不思議な犬だ、このミッキーに今まで、何千回「うるさい」と言ったことか、そのうるさい犬が、ここ1~2か月、一言もワンともス~ッとも言わない。

 それに臆病な犬だから、いつも怖いから、ワンワン鳴いていたのに死ぬ1カ月は、全く吠えなかった。ミッキーは、自分が死ぬことが分かっていて、ただ静かにその死を待っているようにみえた。

 そして自分が、もう死ぬことが、分かっているから、もう吠えなかったのではと思う。
 
 それに歩けなっくなって、わずか7日で死んだのも、もう死ぬのに歩くことなんて必要じゃなかった。

ホント不思議な犬だ、いつもその場面場面でミッキーは、見せる顔が違うように見える。ホントは凄い哲学者犬だったりして・・・・まあ、そこまではないわな!

【画像:腎不全で、血が浄化できないので、顔がむくんできたミッキー!でも痛いもかゆいも言わない】

8・外れ犬ミッキー.・・「お前は外れ犬だよ」と静かに話すけど・・。我、関せずだね。

何時もミッキーは、予想を遥かに超えていた。

一緒に暮らしてているロウとミーだが、名あまり仲が良くない2頭が、最後の挨拶か、ロッキーが、重病のミッキーにちかずいた。ミッキーのことは、ここ数年、外れ犬だと思っていた。絶対、外れてるんだ。芸人は、客商売!
だからお客さんが来たら、しっぽを振って歓迎して欲しいのに・・。ギャンギャン騒ぎ立てて、俺の立場も少しは考えろと思う。今までの3匹の犬は、みんなお客さんが好きで歓迎した。

 ところが今度のミッキーは、そんなことはお構いなし、ギャンギャン吠える。しかもいくら「うるさい!」と言っても制止がきかない。やかましいだから、ホント、外れ犬だ。

 この頃は、ミッキーに向かって「お前は外れ犬だね。そうだろう?」と静かに言うんだが、ホントはわかっているか、どうか、良く分かんないねえ。

【画像:亡くなる2.3日前、仲の悪いローとミーが、最後の挨拶か、近づいた。・・・何も喋らなかったが、お互い匂いで分かるみたいだ】

9.歩けなくなってわずか7日で死んだミッキー・・・夜中の2時過ぎに帰った来たら、危篤だった

何だかヘンな犬だねえ。

 しかし不思議なのは歩けなくなって、わずか1週間で死んだことだ。ミッキーは、足や筋肉が発達して、結構、丈夫なのだ。歩けなくなってわずか7日で死亡!最後に歩いた日は、弱弱しかったけど、結構普通に歩いていた。そんなヨタヨタした歩き方ではなかった。
 ホントはまだ歩けたけど、歩く気力がなくなっただけじゃないのか?いやいや、もっとホントを言えば、あのミッキーは、まだ生きられたんじゃないのか?ことによると後、2~3年位、生きられる余力を残して死んだんじゃないのか?とにかく不思議な犬だ。

10・最後の日のミッキー・・・・・かれは待っててくれた?

足立の自宅に帰ろうとしたら「北千住の呪い」にかかった。

 この日、自分の「落ミッキー最後の抱っこ語会にゆ」をやり、一応、軽く打ち上げをして、それから帰宅、足立の我が家に帰宅した。ミッキーにもしものことがあったら、連絡が来るだろう。

 そんな連絡はない。軽く打ち上げをして、11時過ぎに解散、それから足立の六町の我が家に帰る。そしてつくばTX北千住に着く!足立の北千住だという安心感が足立区民にはある。

 それが睡眠を誘って、ついウトウト!ふと気がつくと六町の先の埼玉の八潮駅、まずいと降りたが、もう昇り電車は終了!

 仕方がない。タクシーを待つが、雨が降ってて、タクシーが来ない!これが北千住の罠だね。それで1時間待ってやっとタクシーが、来て、うちに着いたら午前2時!

【画像:円丈最後の抱っこ、亡くなる前日、最後かと思い抱っこ、アゴの下まで腕を入れないと顔が、ガック~ンと下がってしまった。ミッキー、もうチ~~ッと生きてくれ!】

驚くとベロが伸びるミッキーです 帰ったら、カミサンが「ミッキーの様子が、ヘン!」「えっ?」ってミッキーの元に行くと呼吸が、浅い。

体に触ると手足が冷たい、その上、片方の目がもう死んでる目だ。
ミッキーは、危篤の危篤だ。完全長くない。

良く聞く話は、犬は、主人に抱かれて死ぬとか待っているとか良く言う。特に小型犬は、主人に抱かれて死ぬ率が高いと云う。

 そうかミッキーは、円丈が帰るのを待っててくれたんだ。

 それで臨終の時、なんとか我慢して円丈が帰るのを待っててくれたんだ。

 ミッキー、色々書いたけど、ありがとう!!
元気でね~っ、死んで元気はないか・・・





【画像・上:驚くとベロが伸びるミッキー、またどっかで会おうね!】

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○ミッキー、ありがとう!!

 

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