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第三回 | |
大茅の輪くぐりをやって見て・・原宿・東郷神社 |
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第ニ回 | |
萱葺き屋根の素晴らしい天津神社 | ・・新潟県糸魚川 |
第一回 | |
初めて来たのに無性に懐かしく心がなじんだ住吉大社 | ・・大阪市住吉区住吉2- |
残雪残る境内に革靴で正座する老人のいた神社 | ・・埼玉県大滝村 |
ナニ、これ?鳥居しかなかった不思議な神社 | ・・北海道函館にて |
死ぬかと思った雪の三峰神社 | ・・埼玉県大滝村 |
東郷神社・大茅の輪くぐり |
先日、たまたま、原宿の東郷神社に狛犬を見て、参拝しようと思ったら、なんと茅の輪くぐりの神事が始まっていた。
今まで数千の神社を行ったので茅の輪くぐりも、もう100回ぐらいは、いろんな神社でしたが、こおn東郷神社では、
今まさに茅の輪くぐりの神事の始まりだ。儀式に参加したことはない。これはチャンスだ。この神事に参加しちゃおう!
早速、参拝客の後ろに並んだ。
<茅の輪くぐりの仕方>
1・茅の輪をくぐって左側へ出て
2.・再び茅の輪をくぐって、今度が右へ曲がる
3・三度、くぐって今度は、真っ直ぐ進み、参拝する。
4・参拝のあとはくぐらない・・と言う風に円丈はしている。
(円丈)
大ぜいでやる茅の輪くぐり・・楽しかった。 ・・・東京・原宿・東郷神社 |
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(1)茅の輪潜りの祝詞があげられる 東郷神社は、茅の輪くぐり、の神官さんが、巫女さんも含めて20人ほどで神事。なんとなくておごそかな感じがヒシヒシ伝わってくる。今、祝詞を読み終わったところ。 【画像:玉砂利の境内と白が良く合う】 |
(2)茅の輪くぐりの前に参拝者にお祓いをする。
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(3)1回目、まず最初は、宮司さんが茅の輪をくぐり、左へ曲がる 宮司さんに続いて巫女さんが潜り、左に曲がった宮司さんに続く、そのあとを参拝客がそれに続く・・。 いやいや、。適度の緊張があって、いいねえ。しかも私(円丈)は、写真を撮りながら、茅の輪くぐりをする。結構忙しいのだ。 |
(4)参拝客も左にぞろぞろ曲がる。 先頭の宮司さんの列は、もう2回目の茅の輪くぐりの寸前。2回目は今度右に曲がる。 いつも一人で左、右、左と茅の輪くぐりをするけど、こうして大勢、茅の輪くぐりをするとなんとなく楽しいなあ。 神社、付属の幼稚園のだと思うが、お母さんと一緒に茅の輪くぐりをしている。なんかいいねえ。 |
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(5)2回目の茅の輪くぐりは、今度は右へ、曲がる |
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(6)最後の三回目、再び左に曲がる この時。全員で二百人ほどいただろうか?それが、ぞろぞろと行列をして、先頭の宮司さんが、一般の参拝者のお尻の方へつき、一列で輪になって、茅の輪くぐり。 こう言うのなら毎年、参加したいなあ。うん、なんかいいなあ。 |
(6)三回目に左に曲がる・・。 |
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(7)三回左、右、左を通って最後もう一度くぐる 、それで拝殿に集合して、参拝をする。しかし、これから仕事へ行くにのあまり時間を取れれちゃ、まずい! そこで拝殿には入らずに何がしかお賽銭をいれ表で参拝する。 |
(8)参拝し、帰りに巫女さんから、清めのお酒をいただく。 参拝のあとは清めの酒、しかしこう言う時って、一体、お賽銭をどうするか? いつもは百円とか出してるけど、百円じゃ、いくらなんでも、数千円じゃ多すぎる。そこで一番安いお札を賽銭箱に入れた。 しかし、なんか茅の輪くぐりオタクになりそうな気がするねえ。色んな神社の茅の輪くぐりの儀式の時間を調べて、掛け持ちして歩くなんていいかも知れないね。(円丈) |
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糸魚川の天津神社 |
狛犬を探しながら神社巡りしてて、名前は全く知らないけど素晴らしい神社だったと言うコトがホントに良くある。しかしそういう神社ってわれわれが知らないだけで昔からその地元では信仰を集めていて。要はこちら側の知識不足だったと言うだけ。
今月も新潟県糸魚川に仕事に行き、時間のあったので少し神社を回ったらすばらしい神社に巡りあったのでそれを紹介。(円丈)
その1
萱葺き屋根が素晴らしい糸魚川の天津神社 ・・・新潟県糸魚川市 |
この糸魚川市の神社は、2.3社見て回ったが狛犬の方は、あまり古いものがなく、狛犬的にはさほど期待もなしでこの天津神社に行った。しかし由緒を読むと「一の宮」とあり、奴奈川神社、天津神社。並列で書かれていた。しかもこの神像は、平安末期の作で国の重要文化財になってる。でも狛犬は、それほどでもないみたい。 |
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それで拝殿の中ではなにやら祈祷が行われていたが、これが都会の祈祷、祈願だと大体、2.30分だけどここは長〜〜〜い。1時間以上やっていたと思う。終わらないんだ。実は本殿の前に少し気になる狛犬がいたんだ。でも祈祷の最中に勝手に本殿に入って行って調べる訳には行かない。そんなことしたら天罰が下るよね。 そこでしょうがないから、しばらく辺りをブラブラして、1時間ほどを時間を潰したが、まだ終わらない。こっちもこれから落語の仕事がある。まあ、それほど古い狛犬でもなさそう。せいぜい古くても江戸末期と言う感じなので諦めて帰った。しかしこの天津神社の拝殿はいいなあ。素晴らしい! 【拝殿では長い長い祈祷が行われていた:1時間ほどしてた】 |
結構デカそうな狛犬。近づけないのでサイズも良く分らない。仕事の細かさから行っても江戸中期までは行かない。古くても江戸末期。もしかすると明治初期あたりかも知れない。しかし、台石を見てみないと本当のことは分らない。でも素晴らしい神社にいたら結構仕事で疲れていたが、すっかり疲れも取れた。感謝、感謝! 【結局この狛犬は未調査に終わった・・お前はどういう狛犬なの?】 |
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その1
初めて来たのに無性に懐かしく心がなじんだ住吉大社 ・・・大阪市住吉区住吉2- |
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この住吉大社には生まれて初めて来たのに。なぜか、とても懐かしい、まるで故郷に戻ってきたような不思議な感覚にとらわれた。 良く言われる初めて来た場所に以前来た事があると言う既視体験とは全くちがう。もちろん初めて来た神社でまた初めてみる景色。でもそれがとても懐かしく故郷に帰ってきたような感覚にとらわれた。心はしっとりとこの神社に馴染み、とても安らぎ覚えた。 |
こんな感じを覚えたのは、全国4千社以上の神社を回ってこの住吉大社だけです。私の遠い遠い先祖は南方系の海の民だったようで、今も海を見ると心が安らぐ。 |
その2
残雪残る境内に革靴で正座する老人のいた神社 ・・・埼玉県大滝村 |
埼玉の神社を回っていた時、とある林の中にある神社に来た時のこと。写真ではあまりハッキリしないが、拝殿の少し左側に黒い点のように見えるのが実は人間。 それは一人の老人だった。彼は、残雪残る拝殿の前に革靴を履いたまま。正座して盛に何やら祈願をしていた。いや、それは一心不乱といった方が良いだろう。雪の残る境内で革靴で地面に正座。 一体、この老人をそれほどまでにすがりつくような気持ちで祈願することはなんだろう?長年連れ添った妻の病気か、それとも・・・よほど思いつめたことがあったのだろう。私はその姿をぜひ写真で撮りたいと思い、望遠レンズを探したが、ところがこの日に限って望遠を持ってこなかった。 そこでやむなく標準レンズで写し、更に近づくとその老人は私に気づいてあたふたと帰っていった。しかし、この老人の願いとは一体なんだったのか?今も革靴で正座して必死に手を合わせる老人の姿はハッキリと目に焼きついてる。 |
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その3
ナニ、これ?鳥居しかなかった不思議な神社 ・・北海道函館にて |
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全国回っているといろんな神社に出会うけど、これも変わっていた。この建物の前に唐突に鳥居だけが建ってる。なんだ、これは?と思い。 最初はこの建物の裏に神社があるだろうと裏に回ったが何もない。そして周りを調べたが、神社がない。この鳥居しかないのだ。地図を見直したが、近所に神社はない。どこにも神社はない。一体、これは何だったのか?今もって謎だ。鳥居だけの神社。それじゃ神社じゃないよね。こう言うのは初めてだね。う〜〜〜〜ん、不思議だ。 【史上初の鳥居だけの神社??】 |
その4
死ぬかと思った雪の三峰神社 ・・・・埼玉県大滝村 |
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狛犬を求めて日本全国の神社を回っている。だからあくまでも神社巡りをしてる訳だけど。ところがこっちは神社巡りをしてるだけでもそれが、山登りに変わっていることがある。埼玉県大滝村の三峰神社。 この神社は、狛犬じゃなくオオカミがいると言うので足立区から4時間ほどかけて出かけた。この神社は山の上にあり、ケーブルカーに乗って行く。三峰登山口には雪がなかったが、上に着いたら雪が積もってる。しかし、一応トレッキング・ブーツを履いてるので。少しの雪ぐらいでは驚かない。 本社の方は、別にどうと言うことはなかったが、山頂に奥宮がある。ここにもオオカミがいるかどうか、自分で確かめて見るしかない。そこで写真の鳥居を潜って更に山の中へ! 【奥宮への入り口・・かなり雪が積もってる】 |
これを超えて行くと山裾を伝いに登っていくことになる。参道なんだか、沢登りだか分からないなってきた。しかも雪が積もってるから下に道があるのか?ただ雪だけなのか?分からない。下手に踏み外すと下の沢に落ちてしまう。しかもこんな雪の日に奥宮まで行く物好きなんかいない。 本社には結構人がいたが、この奥宮の参道ではだれにも会わない。こんなとこで沢に落ちたら下手したら死んじゃうよ。もうヒヤヒヤもんだったね。そして歩くこと4〜50分。ついに奥宮に!ところが、ここが鎖場!岩から鎖が垂れててその鎖を手繰って登っていく。いやいや、ホント死ぬかと思った。 狛犬巡りじゃたまにこう言うことがある。でもこの三峰神社。30対近くのオオカミがいて。しかも関東では最古のオオカミもいた。もしオオカミが見たければ雪のない季節にお勧めします。 【もうこんなの参道じゃないよね】 |
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次回を楽しみに・・。