なくそう!賽銭ドロ、増やそう!賽銭額キャンペーン2002
このところ綾瀬稲荷神社は、賽銭ドロに悩まされてる。特に末社・天神社は何度となく賽銭箱をあらされてる。しかもこの賽銭ドロと思わしき人物は、近所の神社からも要注意人物に指定されてる男。この度、その後ろ姿をカメラに納めることに成功したので。その手口、人物の特徴を緊急に報告します。(円丈)
大スクープ!これが賽銭ドロ容疑者
慌てて逃げていく、懲りない賽銭泥棒!
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この男が常習の賽銭ドロ容疑者!見つかって慌てて逃げるところをパチリ。末社・天神社の小型賽銭箱の賽銭泥棒が横行し、箱や鍵を度々壊され、ついに2月より、賽銭箱の撤去を決定。しかしこの賽銭ドロ問題はどこの神社でも頭を痛めている。昔なら切羽詰まった上での賽銭ドロだったが、今は最も簡単に金が入る方法として賽銭を盗む。あまりにも心が貧しくて悲しい。
実は 賽銭泥棒は何人か人物特定できているが、この不審人物は、14・15日とか31・1日という比較的賽銭の多い日に必ず来る。何度注意しても来て。見つかると逃げる。捕まると開き直る!始末が悪い。
【後ろ姿は若そうだが、実は6〜70才ほどの老人】 |
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手順1 |
賽銭の多そうな日を選んでくる。 |
手順2 |
仕事始めに境内の人影をチェック! |
手順3 |
末社の物色を始める。 |
手順4 |
手を叩き参拝するふりをするが、キョロキョロしててどうみても怪しい |
手順5 |
見てないのを確かめてから天神社の取り付けてある小さな賽銭箱を引きちぎって盗る。 |
手順6 |
そして次の神社を目指して消える。賽銭ドロの掛け持ち!いやな奴。
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年齢特徴 |
年齢60〜70歳ぐらい。右の首筋に大きなコブ。 |
仕事範囲 |
綾瀬周辺の神社や寺を荒らしている常習者 |
服装 |
服装は大体画像の通り。帽子と手袋は必ず着用している。今回手袋はピンク色の軍手、毛糸の帽子としゃれ込んでいた。 |
自転車 |
右側にミラーがついた赤い自転車が愛車のようだ。冬場はサドルに小座布団を巻きつけている。 |
住所 |
近隣神社が協力して中央本町4−??に住む一人暮らしの男。 |
氏名 |
氏名も実は判明してる。 |
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何度注意しても懲りずに来るしぶとい奴。あの根性と努力を他のことですれば成功すると思うが、やはり盗みの方は性に合っているようだ。「見かけた時は追い駆けてって自転車ごとけり倒したくなる」と唐松氏は言う。
帰りの自転車の進む方向で次に行く神社などが判る。駅方面に行く時は、綾瀬神社・薬師寺の順でこれからが本格始動という感じ。綾瀬川方面に行く時は、長性寺・西之宮神社の順にいろいろ回って家に戻っていくようだ。。当然、各社寺でも要注意人物に指定している。
かつて、西之宮神社の宮司さんや、東綾瀬の庚申さまを管理する矢作林蔵さんが、賽銭箱からとる現場を捕まえたのだが、
「取ってない。じゃ全部賽銭に入れてやる」
と小銭を撒き散らして帰った逸話があるホント懲りない男。 |
【賽銭箱を引きちぎってアトには曲った金具だけ残る】 |
私は結構、神社を廻っているので賽銭ドロに出会うこともある。そんな出あったドロちゃんのおはなし(円丈)
練馬区のとある神社!境内に小学生が一人いて参拝してたらジ〜ィとこっちを見てる。
「へえ、この子は参拝に興味があるんだ。エライコだな」
と思っていた。それで本殿の参拝が終わって末社の祠の扉に賽銭を入れたらまたそれをジ〜ィと見てる。
「いやあ、感心なコだね」と思いながら5〜6歩、あるき出したら。
そのコがビュ〜ッと走り出してその末社の扉を開けて今、上げた賽銭を盗ってピュ〜〜ッと逃げて行った。
なんと小学生の賽銭ドロ。こっちが賽銭上げるのを待ってた!とんでもないガキだなあ。
池袋駅直ぐ近くの線路沿いにある庚申塔稲荷。ここは池袋演芸場などに行った時はチョイチョイ参拝する。
盛り場で人が多いのに中年男が賽銭箱に棒のようなものを突っ込んでガチャガチャやってる。そこで
「こら、ナニをしてるんだ?」
「いや、今賽銭を入れようとしてたんだ!」
「ウソつけ!」
こんな下手なウソはない。そこでニラミ続けたら手を合せるふりしてから逃げて行った。まだ可愛い方だね。
これは足立区六町の自宅から車で環7へ出て、少し行くと加平神社。ヒョイとその境内を見たら。
なんと白昼堂々、中学生ぐらいの子が、賽銭箱を抱えるようにヒモのような物を降ろして賽銭ドロの真っ最中!
思わず車の窓を開け。
「こらあ、なんてことをするんだ。このバカ〜っ!」
って叫んだが、一瞬顔を上げて少し見たが直ぐに再び作業を続行!そして渋滞中の環7で降りる訳にも行かず、車はそのまま綾瀬方向へ。あの時歩いて行ってたら首を締めてた。しかしこれは親世代に信仰心が殆どないからこう言うバケモノ中学生ができる。信仰心のモラルハザード。ああ、情けない!
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