最終更新日05/05/17 落語21・・現在、小らくごちゃん快調!




05年5月
 遂にらくごちゃんリーダー交代



【落語ちゃん、円丈から若手昇輔、ぬう生にバトン・タッチ・・5月17日】
 新宿のプークで円丈率いる「落語ちゃん」。今までも昇輔くんを中心にかなり若手が自主的に運営してきたが、メンバーも最近、急激に増えて、どうするか?問題も山積だ。そこで今回、円丈が、若手にその実権を委ねた。円丈は、今後もう少し上のメンバーと新たな新作落語会を立ち上げることになりそう。今までも実験落語、応用落語、落語2000と作ってきたが、今回は、その「落語ちゃん」を完全に若手に委ねることにした。

  【今度は春風亭昇輔会長と三遊亭ぬう生副会長コンビで頼むぞ】
 この先、この「落語ちゃん」をどうするかで会合を持った。そこで多少意見も分かれたが「もしやるんなら自己責任でキチンと出来るの?」と言う円丈の問い掛けに昇輔くんが、「やります!」ときっぱり。そして弟子ぬう生が「ぜひ協力する」っ言う。ぬう生は、二ツ目の中でも一番若手だが、円丈ギャグ・アカデミーでも実行力がある、まあ、一番若手の中でも下だが本人がやると言うのなら、昇輔会長の補佐役の副会長としていいのではないか?と言うことで了承。頑張れ!落語ちゃん。


◎新生・落語ちゃんが始まるぞ、新宿プークにて・・7月12日(火)夜7時45分開演
◎8月13〜15日、お盆恒例の新作落語祭りの予定詳細が分り次第!

 
 【前列・左から三遊亭ぬう生副会長と春風亭昇輔会長・後ろ背後霊じゃなく前会長の円丈】  




05年5月の落語ちゃん
 小らくごちゃんに新たに3名参戦・・・5月10日



【最近、小らくごちゃんが、若手に注目され始めた】
 いやいや、小らくごちゃん、最近、若手の二ツ目に注目をされだした。逆にこれを提案した円丈としては、なんで今更と言う感じもする。
 しかも5月からは新たに3人の二ツ目が参加を表明した。その3名とは
  ◎林家きく麿
  ◎林家久蔵
  ◎柳家喬四郎
 、いやいや、小らくごちゃんのコーナーをふたつにしないとまずいんじゃないかね。しかしみんなドンドン伸びていって欲しい。頑張れ!(円丈)
【小らくご王と言われる栄助くん】





05年5月の落語ちゃんだよ
      5月10日(火)18:30開場18:50開演

【こんな豪華メンバーだぜ】
落語・・・昇輔、久蔵、錦之輔

小落語・・・小田原丈、福楽、栄助、花丸、きく麿、
      
つくし、天どん、喬四郎、ぬう生
ゲスト・・・円丈師、白鳥師(小落語司会も)

【場 所 】 プ−ク人形劇場 新宿南口より徒歩5分
        渋谷区代々木2- 3
【日 時 】  18:30開場 18:50開演
【入場料 】  前売り(電話予約・チラシ・ハガキ持参)2500円
         当 日   2200円
【問い合わせ】
       ◎プ−ク人形劇場   03-3379-0234
(注)    ◎かわら版の問い合わせは終了しました。
      
(夜・土日は留守番電話。お名前・日時・枚数・ご連絡先を!)
【メール予約】
rakugo_21@yahoo.co.jp ここです
(お名前・日時・枚数・ご連絡先を記入ください)




【出し抜けに池袋演芸場で「円丈作品集落語会」をやるよ〜〜っ・・・05/03/07】

突然、4月21日(木)池袋演芸場で
      「三遊亭円丈作品集」をやることになった

三遊亭 ぬう生 うんこの名作「肥辰一代記」
林 家 彦いち 「稲穂のジュウタン」
柳 家 小ゑん 幻のナンセンス落語「フィッ」
柳 家 喬太郎 「月のじゃがりこ」
三遊亭 円 丈 「?????」・・本人だけに考えちゃうね
 「円丈作品集」ってやられてるようで実は殆どない。10年ほど前、一度どなかでやったかどうか、記憶がないと言うのはホントのところ。
  ぬう生の「肥辰一代記」が、どこまで正々堂々とウンコと渡り合えるかと言うことろだね。彦いちくんの「稲穂のジュウタン」は、食べるとは何ぞや?と言う深いテーマをどうナンセンスに持っていくか、とても楽しみにしている。
小ゑんさんの「フィッ」も円丈が一度しかやっていない超ナンセンス・ネタ。うれも作者円丈として楽しみだ。
 そして去年やった。円丈初の本格ラブ・ストーリー「月のジャカリコ」もう出来る人は喬太郎くん以外にいないと思っていた。そこで「どこかでぜひやって欲しい」と正月に台本を渡した。それが今回実現する。今回、ぬう生以外は、全てネタ下しなのだ。いやいや、私はお客だったら、金払って見に行ったね。円丈自身で残念。客になりたかったな〜〜あ。(円丈)
【こんな感じです!!三遊亭円丈作品集落語会】
【場所】 池袋演芸場
【日時】05年4月21日 開場18:00 開演18:30
【料金】前売り2500円 予約2200円
【問い合わせ・予約】池袋演芸場 TEL 06-3971-4545
(これはプークじゃないから注意しちょうだい!)


 これが11月の中身だよ
    04年11月9日 18:30開場 18:45開演 

 【 落 語 の 部 】
  ・・コメント・記録・稲田和浩
桂ゆう生
「手紙無筆〜スペイン語バージョン」
着想は面白いと思うけど、活かしきれてない。着想だけでは落語にならないことを勉強して欲しい。面白いと思ったことを棄てる勇気が新作には時として必要。(稲田)
古今亭錦之輔
「つるで確定申告」
 わーっ、凄いこじつけ。ぜんぜん説得力ないのに、なんかおかしい。でもこういう安易さに逃げないで欲しい。 春風亭昇輔「金正日来日す」 ははは。似てる。めちゃめちゃぶりはいいけど、実際に倅が来てるからなぁ。(稲田)
三遊亭白鳥
    「駅裏のババア」
 毎度おなじみ(?)もてない男の奮闘記。笑いだくさんと意外なこじつけは独断場。白鳥の得意ジャンルとして確立か。(稲田)
  白鳥のやったこのネタは落語協会の台本募集で最後の10本にまで残ったが、最後の選にもれた噺。なかなかの力作だったと思う。(円丈)
三遊亭円丈
     「夢一夜」
 確かに病院では死にたくないし。ある意味、自分のこととして、はまったネタです。家族とかに死を前にした人がいたりすると笑えないかも寄席や放送向きではないけど。個人的には好きなネタです。金で幇間に変身する機長が秀逸。(稲田)
  最近、ボケててその最中の作。ほぼ5日で仕上げた。台本を読んでも貰ってもそこそこだし、お客さんの反応もそこそこ。清麿氏によれば、円丈の上の下辺りの作品とか、これから何度かやることになりそうな作品。今年中にもう一本、これを凌ぐクリーン・ヒットを放ちたい。勿論自作でだよ。しかし今年はもう時間がないか、残念!来年はやるぞ。(円丈)

     
 

【小落語ちゃんの部】  
小落語好調。天どん、つくし、花丸、栄助が力をつけてきているねえ。
三遊亭小田原丈
  「ガンに犯される」
ただの駄洒落をしかもあまり好感の持てない駄洒落を力技で。この人にこんな力があったんだね。 「ディファニーで朝食を」とか、そういうアホなことはやらない人かと思ってた。(稲田)
来秋真打にしては不満だね。あとワン・アップが必要(円丈)
川柳つくし
    「大人の嘘」
まぁ、よく出来た話にまとめた。ちょっとくどく聞こえるのは、演技力のなさ。頑張れ。(稲田)
リハの時からさほど変っていない。いつもの彼女の噺って感じだったね(円丈)
三遊亭天どん
      「合コン」
面白い!この親父のキャラに★★★。話もユニークでいい。(稲田)
リハの時に私が「合コン」1本で行けとアドバイス。それが成功したね。ところでこの合コンしたがる変なおやじのモデルは実は円丈なのだ。だって合コンって一度もやったことないからやってみたいんだもん。(円丈)
春風亭栄助
「気弱なコンビニ強盗」
コントネタっぽいけど、よく出来てるし、笑いだくさんにうまく聞かせた。(稲田)安定して笑わせていたね。しかし不満だ。彼の本来持ってる潜在能力からしたらこんなもんじゃない筈。ホント私は不満だね(円丈)
桂花丸
「玉置さんがJポップ」
よくあるネタ。もうちょっと流暢に、玉置さんっぽく司会が出来ないものか(稲田)
 玉置ネタ・・う〜〜ん、悪くないし、結構笑いがあった。なにかもうひとつ足りなかった気がしたね。でも花丸くん、君の勧めてくれたグループ「オナニー・マシーン」のセカンド・アルバムを聴いた。全部放送禁止の歌だったけど感動した。特に「あの人」は、もう何回聞いても涙が出てきた。ありがとう。噺となんの関係もなかったけど・・でも君はいい!(円丈)
三遊亭福楽
      「接見」
冤罪の男(?)が弁護士に訴えるシュチエーションの一人コント。私的には最後のドンキーのネタが面白かった。(稲田)

    【落語21 9月14日(火)】

 これが九月の落語ちゃんだ〜〜よん
    04年9月14日(火) 18:30開場 18:45開演 

 【ゲストが昇太師匠だよ】
  いつもより落語が一本少ないわけですが、物足りないというよりは、このくらいが丁度いい感じでした。 あとで、昇太さんとも話しましたが、「小落語ちゃん」はいい企画です。

  面白い、面白くないがあってもいい、面白くなくても5分なら我慢の限界で次に期待できる、というか面白い面白くないを含めて、色々な芸人の個性を見ることが出来る楽しさがありますね。(稲田)



【今回の内容は・・】
三遊亭かぬう
       「告白」
 家元(日舞とダンスとダイエット体操をあわせたような設定で、オカマ言葉で喋る。女でなく男だという事が重要)が弟子の男に、月謝未納の女の弟子の月謝徴収を命じる。女の弟子は近頃未婚の母になり、生活のため貧乏になって月謝未納だという事がわかる。男は彼女が好きだったので、赤ん坊の父親になってもいい決意をし、彼女にプロポーズしようと考える。
◎お金の催促、プロポーズなどの告白といった、いいにくいことを言う、というのがテーマ。テーマや構成はしっかりしていて、わかりやすく、笑いどころも多い。
三遊亭天どん
  「ひと夏の体験」
 高校生の男が二人、夏休みをバイトやゲームで無駄に過ごした。学校へ行くと、ひと夏の体験を済ませた女子たちが、皆大人になっている。目を白黒させているところへ、大人を通り越して花魁になったクラスメイトが現われ…。
◎なかなか面白い。天どんさんの場合、いやらしさがなく、奇妙なナンセンス世界も違和感がない。
春風亭栄助
     「運動会」
 運動会でしか燃えることの出来ない男が、卒業してからも運動会に参加し、棒倒しや騎馬戦で一人で燃えまくる。
◎運動会でやたら燃えてる奴は確かにいた。そういう奴のリアルさとパワフルな演技でうまく笑いは作っていた。ただ、噺としてはもう一ひねり欲しいところ。
春風亭昇太
    「親父の王国」
 家庭から疎外されている父。ある日、押入れの中に不思議な扉を見付ける。なんと、中は親父の王国だった。
◎※パワフルな演技といえば昇太さんだが、パワフルさに緩急と冷めたいたずら心があるから、笑いが大きなうねりになる。前半の、お父さんに出された料理の名前、「葱としらたきの甘辛く煮たもの」は大爆笑だった。

【小落語ちゃん(司会−昇太)】
つくし 男にふられた女がカラオケに行く話。歌うならちゃんと歌って欲しい。
小田原丈 事故で記憶を失った男が、何故か柄杓を持っていた。男は柄杓を手に自分が何者かを探る。なんか一発芸(自分でも言ってたが)みたいな一席。
錦之輔 韓国の少年隊が突然訪ねて来る話。なんかわけわかんない、おかしさ。
昇輔 新聞勧誘員の話。リアルな面白さ。よごれたリアルさは説得力があるなぁ。
福楽 自殺しようとしている女の話。意味がわかりません。

 


【おまけ・・9月18日国立演芸場・・・(記録・稲田和浩)
      円丈還暦祝いの会のネタ】
【こんなに中身がたくさんあったよ】
亜郎「円丈の少年時代」 (テナルディエ「マスター・オブ・ザ・ハウス」にのせて)
「オープニング・トーク」 白鳥、小田原丈、天どん
らん丈 「国語辞典の謎」
清麿 「円丈の秘密」
彦いち 「ジャッキー・チェンの息子」
喬太郎 「3.14」
円丈 「稲穂のじゅうたん」
昇太 「愛犬チャッピー」
        中入り  
円丈一門 「古入れ歯を歌う」
昇太・彦いち・円丈他 「スライドで綴る円丈の軌跡」
小ゑん 「すておく」
白鳥 「ゴキブリの葬式」
円丈 「肥辰一代記」

 

【円丈還暦祝いの会 総評】
  結局、うんこ万歳。お客さんたくさんでいい会でした。 一人の持ち時間が短い中、全員がちゃんとしたネタで勝負してきたところが凄い。まさに円丈の薫陶が、弟子や後輩たちに活きているということを示した一夕でした。確かに、新作こそが本道! です。(稲田和浩)

 


04年夏の落語ちゃんまつり(2日間・稲田先生は見た)
 こんな感じだったよ〜〜っ
    04年8月14〜15日 17:30開場 18:00開演 


稲田センセーは見た!!
らくごまつり・・・・盛り下がった日・8月14日
川柳つくし
  「十年後の私たち」 
※十年後真打となり川柳を継いだ私と、その周辺に起こる悲喜こもごも。近未来私落語? つくしとその周辺の事に興味のない人にとっては、そんなに面白いネタとは思えない。
桂花丸
「自動車」 (枝太郎・作)
 自動車でデートに行く男、自動車にエンジンがないので、ボンネットの中に自転車を仕込んで友人にこがすという、おなじみのネタ。アナクロというよりマヌケなおかしさ。工夫次第では面白くなるのでは。
古今亭錦之輔
  「ラッタッタ」
 オートバイが人間に恋をするという擬人ネタを人間サイドから描く。気持ち悪くもあり落語的であり
夢月亭清麿
 「おき女」
 科学時代終焉を熱く語る力作。(落語協会台本募集作品)
三遊亭小田原丈「マクドナルトの由来」  天保時代のナルト屋の話。ナルトのディテールが欲しいところ。
柳家喬太郎「夫婦の絆」  夫婦のあり方を笑いのうちに問う。
円丈「エステ湯屋番」  噺の面白さより、円丈の古典の上手さが際立った。


【15日・・稲田先生一言コメント】

  中には小ゑんさんのような挑戦もあったり、15日の小落語は不思議なおかしさもあり。ただ正直、もう少しお客さんが多いと良かったなあ。

【栄助くんはパワーがある。最後に上がって優勝をさらってしまった】
栄助「朝礼に燃える男」 社会のアラを元気に突く。
昇輔「アンパンマン」  誘拐犯とアンパンマンの対決。昇輔の語るアンパンマン像がもう少し欲しい。
小ゑん「カレーにかまぼこ」
(落語協会台本募集作品) 
カレーに何を入れるかで学校中が大騒ぎに。発想の面白さをどう生かすか。
円丈「金さん銀さん」 死してなお受ける。凄い。
白鳥「友人の結婚」  リアルな笑いを創造。笑わせる力を感じる。
彦いち「女柔道家の恋」 時節ネタでもあるが、恋愛ものはある程度複雑な心理に踏み込まないと、リアルな笑いは生まない。むしろ、もっと単純明快でお馬鹿な笑いを作ったほうがいいような気もする。この手のネタはとても難しい。
小落語ちゃん
 円丈、白鳥、栄助、
 天どん、昇輔
 歌う円丈、河童になる白鳥、落語の今風改造を叫ぶ栄助など不思議なバトル模様 お祭得意ネタで爆笑あり、考えさせられる笑いアリ、若手の奮闘あり。
  優勝は栄助くん、おめでとう!!

 

【続いて05年正月2〜4日の恒例特別興行だよ】
                         ・・・・・・詳しくは分かり次第

【場 所 】 プ−ク人形劇場 新宿南口より徒歩5分
        渋谷区代々木2- 3
【日 時 】  18:30開場 18:50開演
【入場料 】  前売り(電話予約・チラシ・ハガキ持参)2500円
         当 日   2200円
【問い合わせ】
       ◎プ−ク人形劇場   03-3379-0234
(注)    ◎かわら版の問い合わせは終了しました。
      
(夜・土日は留守番電話。お名前・日時・枚数・ご連絡先を!)
【メール予約】
rakugo_21@yahoo.co.jp ここです
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第5回、落語ちゃんはこうだ。
相変わらず評判がいい小らくごちゃん

    04年7月13日 18:30開場 18:45開演 



【わ〜〜〜い、なぜか若い女性が増えたぞ〜〜〜っ!うれしい】
 前回、あたりからやっとお客さんが、ふえはじめた。今回ははさらに増えた。しかもなぜか半分近くが、若い女性客だね。どうも口コミでひろがっているようだ。
  口コミが一番強いね。嬉しいね。諦めの早い私なんか、ダメだ。こりゃと思いかけていた時だけにうれしいね。

  それに内容的にも随分レベル・アップしてきた。君もくるべし!(円丈)

【こらくごちゃん。司会喬太郎師匠が、花丸くんに突っ込むとこ

 【これがらくごちゃんメニューだも〜ん】
02年9月〜稲田落語ウオッチャ ともみアンケートの松2 次回以降大予告
らくごちゃんバック・ナンバー ともみのアンケート21 新潟入魂のチラシ
あーでもない対談 稲田円丈3月評論 友美のアンケ-ト2000.
新潟漫画劇場2000 新作落語宣言 今回はこうだ報告集
清麿稲田落語2000評 今月のトクダネBACK集 ともみのアンケートの松3New
落語21使用前使用後 New 落語21ウオッチャー  


  らくごちゃんニューフェイスちゃん達
 【03年11月スタート、新メンバーの「らくごちゃん」】
 「らくごちゃん」毎回、トリを「小らくごちゃん」(5分間落語を4名出場して客の拍手で優勝を決めるコーナー)第一回は、これをトリに持ってくことについて危惧があったが、大成功した。時代は動いているのだ。さあ、2回目からいらっしゃ〜〜〜〜い!この中から必ず明日の落語界を背負う噺家がいるはずだ。さあ、来て頂戴!(円丈)

【これが「小らくごちゃん」優勝は拍手が栄助、つくし同数で最後ジャンケン勝負になり、ジャンケンの強いつくしの優勝!】
        
二ツ目のトップ・アスリート
  三遊亭 小田原丈
謎のウイットマン
     桂 花 丸
新作のアインシュタイン
  古今亭 錦之輔
21世紀の印象派
    春風亭 栄 助
         
らくごちゃん一の美人
     川 柳 つくし
柳昇師のタツノオトシゴ
    春風亭 昇 輔
世界最強の雨男
   三遊亭 天どん



稲田先生は初めから、円丈は最後の方見た。良かった
    第5
回「らくごちゃん」
         7
月13日 18:30開場 18:50開演 

【こんなが中身だよ】
オープニング 全員で・・。
三遊亭かぬう 「離婚弁護士」

川柳つくし

「路上ミュージシャン」
古今亭錦之輔 「産業スパイ」

三遊亭円丈

「月のじゃがりこ」
 仲入り  休  憩
柳家喬太郎 「冬のそなた」
 小らくごちゃん!
優勝・・栄助く〜〜〜〜ん
小らくごちゃん(5分間落語王座決定戦)
優勝・・果たしてチャンピオンは誰だ?

司会:林家彦いち
小らくごチャレンジャー
福楽「さるまた小僧」天どん「ボクはスパイ」
栄助「さん喬VS権太楼パフォーマンス」

花丸「重宝帖紹介」


  3回も書き直したネタ
      三遊亭かぬう「離婚弁護士」
三遊亭かぬう「離婚弁護士」
妻が家出して、代わりにやって来たのは妻の代理人という女弁護士。これまでにも離婚訴訟で高額の慰謝料をとってきた凄腕で、夫と弁護士の攻防がはじまる。
【稲田先生寸評】
  面白い!とてもよく出来てる。まぁ、家事のクイズとかナンセンス過ぎて厳しい ところもあったが、テーマ、展開、落ちともに申しぶんない。流石もうすぐ二ツ目の貫禄であろう。ストーリー構築がきちんと出来ていて前座の新作としては及第点。笑いもそこそことってました。後は噺をどう発展させるか。
【円丈寸評】
 結構受けていた。この作品は、台本段階から3回ほど書き直しをさせたり、アドバイスしている。師匠の目から見るとまだまだ不十分だが、かぬうは結構努力している。期待してる!!

 

  ウクレレを持って登場!
      川柳つくし「路上ミュージシャン」
【こんな噺】
売れないへたくそな女姉妹の路上ミュージシャンの話。
【稲田先生寸評】
 これはコントの台本だね。馬鹿な歌を歌って突っ込むというパターンで、それなりに面白いけど、落語として聞くのはどうか。
【円丈寸評】
 コント的でもなんでも受ければ良い。あまり新作は縛らない方がいい。ウクレレ持って落語をやった分だけ楽しめた。アレで良いと思う。逆にまだまだやり足りない。後2段階はじけるべし。

   錦之輔落語の完成??
        古今亭錦之輔「産業スパイ」
【こんな噺】
研究室の三人のうち、誰かが産業スパイだ。社長と部長は、密室の研究室から機密を盗み出したスパイを突き止めることが出来るのか。
【稲田先生寸評】
 マイペースで笑いだくさんに飛ばしてました。中半やや中だるみのところもありましたが、くっだらないトリックやマニアックなクイズで遊べるところは独壇場ですね。
【円丈寸評】
 錦之輔オタク落語の完成したとも言えるほど安定したとも言える。しかし完成するのはまだ早い。もう一度、壊して、更にビッグになって欲しい。

 それなりに良かった
     三遊亭円丈「月のじゃがりこ」
【こんな噺】
闇金シリーズ第二段。やくざに追われて東京に流れてきた、じゃがりこを食べ、携帯電話を何台もぶらさげた浪花町金の男。そして、男を慕う女が、彼を追ってやって来た。
【稲田先生寸評】
 またなんとも「夫婦善哉」のパロディとかで、泣き笑いを作る見事さ。駄目人間 に光明を与えるロマンチック落語の一席。
【円丈寸評】
 スートリーはかなりの物と思うけど、どうも前半で笑いが取れない。やはり笑わせられない落語はダメ。笑わせてから泣かせないと・・。悔しい!!もう一度、作り直して見たい。っと頑張って欲しい。

  やはり落語はキャラだ
      柳家喬太郎「冬のそなた」
【こんな噺】
自分が公家だか武家だかのお姫様の出だと勘違いした馬鹿女の話。「そなたのような貧乏人が…」。という駄洒落です。

【稲田先生寸評】
よくこういうお馬鹿が考えつくねと感心する。まぁ、落語ってこういうものかもしれませんね。

【目からウロコ・・円丈寸評】

 正直、目からウロコだね。自分の「月のじゃがりこ」のあとで喬太郎くんを聞くと、落語はキャラだよなと反省させられる。最近少しストーリーに比重を置きすぎていた。私も喬太郎師匠を見習って、少し落語の作り方を変えようっと・・。ただサゲが「冬のそなた」でな〜んだ。そうかと思ったけど、別にアレは「冬のソナタ」にしなくても充分使えると思うね。

 またまた評判が良かった。小落語ちゃんだ〜〜よ 
         ・・・・・・司会 柳家喬太郎
【小らくごちゃんとは?】
 制限時間5分のショート落語で。客の拍手で優勝を争うもの。
【今回は?】
 すっかり定着してきた小落語ちゃん!これだけはいまだにコケたことがない。今回もそれぞれにおもしろかった。優勝は栄助くん。彼のセンスとパワーで客をねじ伏せたと言う感じだね。(円)
出演者 こんな感じ  
1・福楽「さるまた小僧」  女なんか勘違いしてるんなら、誰か注意してあげたほうがいいと思う。あんまり男の褌だのサルマタなんか見たくないよーッ。(稲田)
  でもリハの時のネタよりこの方がいいね。(円丈)
2・天どん「産業スパイ」  狙いは悪くない(稲田)
 天どんは、このところややスランプ!合格点だけど特に良い訳ではない。目指せ、上天どんに!!(円丈)
3・昇輔「味覚障害」  このテーマをもってきたところで、もっと色々遊べるよね。こだわりのベクトルが一方向で、噺に広がりがないのが難。当人は別次元の悩みがあるようで(稲田)
  おもしろそうなテーマで期待してたが、ストーリーは別の方いってしまった。残念!!(円丈)
4・栄助「さん喬VS権太楼パフォーマンス」  プロレスのマイクパフォーマンスをもし落語家がやったら、という話で遊ぶ。とり得は怖いもの知らず?(稲田)
  彼にはスゴイ期待してる。いつも彼は芸人サイド・ネタをやるけど、あまり正直好きではない。でも受けてた。彼は、生まれながらのプロ根性みたいなものがあるね。力でガンガンと客を引っ張ってしまうところがある(円丈)
5・花丸「重宝帖」  それって、俺等が暇な時に重宝帖めくって、「おいおい、こんな芸人いるのかよ」「あっ、その人、○○温泉で営業一緒でした」なんてやってる会話そのまんまじゃん。一ひねりして欲しい。(稲田)やっぱ、もう少し違う切り口が欲しいなあ。今回は残念!(円丈)
そして優勝者は? 栄助くんが、優勝!・・当然だね。パワーがあったもん。(円丈)


 




 こんな落語21スペシャルの企画を考え中だよ〜〜〜〜〜っ!
 
 【その場で三題噺チャンピオン決定大会進行中!!】
  落語21で評判になったひとつに林家しん平師匠の「その場で三題噺」がある。今までの三題噺は題を貰ってから、一度楽屋に引っ込んで。2時間ぐらい考えてから高座に上がった。しかししん平師はその場で三題噺。しかも受ける!
  ならやってやろうじゃないか?メンバーを募って「その場三題噺チャンピオン大会」企画中、勿論私、円丈も挑戦する。多分メタメタになるだろうけど。でも挑戦するぞ!負けるのか恐くて新作を40年もやってられるか?年内は来年そうそうにもこの企画を実現したい。(円丈)

  【おザブはいらない落語会】
  現代モノの新作をやってて、時々、ホントに着物きてお座布に座っていていいの?自問自答することがある。しかしかといって噺家、一人コントみたいになってもしょうがない。落語と言う基本的形式を維持しつつ、なんとか安定的に新しい形式はないものか?いろいろ考えてる。これも目下、考え中!(円)


  
【落語21、3つの約束】
 (1)必ずネタおろしか!
 (2)10年以上やってないネタ
 (3)これをしない者は腹を切ります!
           以 上

 【新作ネタおろしの聞き方】
  初めてネタは、もう人体にどんな影響を及ぼすのかさえ不明!かなりの緊張感がある。しかしネタおろしでドカンと面白い噺を聞いた時の感動は病みつきになる。古典落語の予定調和の反対にある。手に汗握る落語会なのだ。

(注)当日のネタとタイトルが全然違う!良くあることです。
これは作ったら全然面白くないので!ネタ変更と言うこと。手抜きでは決してない
ところがその変更した日を1週間、まちがってた。つまり全然関係ない日を変更してた。

 

  落語21・ついに世代交代
  【 ご 挨 拶 】
 2000年から始まった落語21も林家彦いち、三遊亭白鳥などを出してそれなりの存在意義があったと思う。しかしどうも最近は客が少ない。その来ない原因を別なところに求めていたようだ。
  一番の原因は若手だね。後輩が育って来ない。力不足!これが客の来ない一番の原因。それならもいっそ彼らにトリをとらせて重 圧を掛けて、育つか、潰すか、どっちかにしようと言うことになった。今回からリハーサルをして、ビシッとした噺に仕上げて本番に挑むことになった。ぜひぜひ、暖かいご支援を!
      落語21主宰者 三 遊 亭 円 丈



 新作落語宣言!

これが新作落語宣言


  
新作落語2000旗上げ宣言

 この度。新作落語ネタ下ろしの会「新作落語2000」を新宿プ−ク座にて旗揚げすることになりました。渋谷ジァンジァンを根城に昭和53年より始まりました実験落語、放送禁止落語は、西暦2000年1月8日を以って22年年間の歴史に幕を閉じました。

 そこで新たなる新作ネタ下ろしの会を新宿プ−ク座(キャパ百ほど)にてきまして今月3月より、毎月開催する運びとなりました。我々自身の新たなる飛躍と若手の育成を目指し、オ−プン.スタンスな新作落語のメッカになるべく「競争と助け合い」を掲げ、最善の努力をして参りたいと思います。

 古典落語は、2000年の今なんのメ−ッセ−ジも持ちえなくなりました。一方新作落語の状況もそれほど芳しいものではありません。21世紀を目の前にして落語を取り巻く状況は厳しさを増す一方です。今後十年の間に何かの波を起こさなければ落語そのものが滅亡すると思います。

 しかし古典が終わろうとしている今、落語の未来は新作の中にしかなく新作だけが落語界を救えると確信しています。そして日本全体が、今静かに底辺で動きだし、変化しつつあります。
 今こそ、我々は自分達と落語界の生き残り掛け、大真面目でムチャンコおもしろい落語を作り、更にパワ−アップして行きたいと思います。

 我々の主張は
「江戸に帰ろう!!」です。
江戸は全て新作だけだったのです。

 これからは落語と言えば新作です。新作だけが、21世紀の落語を創造できます。勝負は後10年で決まります。落語が残るのか?滅亡するのか?今まさにその瀬戸際です。
 
 小さな会ではあリますが、志を高く掲げ、300年の伝統を消さないためにも今、静かにスタ−トします。我々、新作派が、落語界を引っ張って行くことをここに宣言します。

 そしてこの会を成功させるためには皆様に心からのご協力、ご支援を頂けるよう一重にをお願い申し上げます。

  西暦2000年3月  落語21
                主宰 三遊亭 円丈

いやあ、少しカッコ良すぎたかなあ。

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