チョコマカ日記第4弾(2002年1月〜3月)

「ろっきぃ&ミッキー日記」

 大変だ。大変だ〜〜ぁ!!ろっきぃがミッキー恐怖症になったぞ。ミッキーは不良になって家の中で暴れまわるわ、カミサンはもう室内で飼うのイヤだと言い出すわ。ああ、正月早々なんてこった。三遊亭円丈

今現在のミッキー&ろっきぃ

ろっきぃ:
元々、小さい頃から痩せていたので。運動能力は、ミッキーよりかなり低い。生活能力、対犬関係ストレス、ともに低い。しかし決して諦めないネバーギブアップ精神がある。これが、ろっきぃの特徴。
心理状態:体力の劣るろっきぃが、今までなんとかミッキーに対等でいられたのは、 「私の方が主人に愛されてる」と言う自信だったような気がします。
みっきぃ:
元々ノラだったミッキーは全身コレ筋肉で運動能力は、抜群に高い。しかも状況に自分を合わせる生活能力もこれまた高く、ノラをしていた分、ストレスにも強い。ただ怯える。これはノラの場合はプラスに働くが、飼い犬の場合はマイナスになる。
ミッキーの心理状態:ヤキモチやきのろっきぃを意識しながら、ミッキーと付き合っているので。どうも遠慮勝ちになる。だからミッキーの方には、「ろっきぃより、私の方が上だ。それなのに。私だけは愛されてないんだ。なぜなんだ?」と言う思いが強いように思われる。

群れとしての2頭の常識

2頭飼いで躾るのはとても難しい。と言うのはこの2頭で最小単位だが群れを形成している。そして群れの中にひとつの掟が存在する。
1.落ちてるもの、見えるものは食べて良い。
2.猫を追っ掛けるのは当り前。
3.失点主義:お互いが、攻撃するのは、相手が失敗した時、その相手を攻撃する。


ミッキーのイタズラが酷くなったので

ロッキーと同じ状態でミッキーも飼っていたが、最近イタズラがヒドイ。寝てる間の台所のゴミ袋を開けて食べ物を探す。朝は、もうとっちらかって大変。しかも齧り癖が直らない。 しかも困るのは、叱るとビクついて逃げていく、しかも言葉が分からない!今もやはり怯えは取れず、言葉も分からない。しかも頭は良いのだが、それは全て悪知恵の方に廻ってしまう。そこで1週間ほど前から、寝る間と出かける時はミッキーを鎖に繋ぐことにした。これで万事解決する予定だったが、大間違い!

げえ、震えと発作!重症だ、ろっきぃのミッキー恐怖症

困った。正月そうそうからろっきぃミッキー恐怖症になった。ミッキーはろっきぃの座ってるところに来て完全のどかしてしまい。 ミッキーの方が順位が逆になってしまいました。 最初は時々、震えるのでこれは風邪かと思ったら。なんと犬は風邪を引いても震えない。じゃあ、なんなんだ?しばらく様子を観察すると
(1)抱いた時のろっきぃの体が震える
(2)構えてからミッキーに向かって行こうとした瞬間、 「グエッ~ッ」と咳をするな吐くような発作に襲われる。
(3)ミッキーの方が順位が完全に上になり、ロッキーが座っていてもどかして自分が座る
(4)ミッキーと遊ばないし、そばにも寄らない。遠くにポツンといる。 以上の様子だ。

「しかも自体が更に混乱を・・

ミッキーは、家族がいるとおとなしいが、ところが出かけて戻ってくると布団の綿は引っ張りだす、ジュウタンはめくれてるわ、そこら中のものは齧るは、もう大騒ぎ。 そこでつい「バカタレ!パシン」とつい叩いたりする。これがいけない。そしてこんな状態で起こったろっきぃの「ミッキー恐怖症」!いやいや、これ我家の危機なんだ。犬の精神的ノイローゼ。参るよなあ。しかも長引きそうだ。あ〜〜あ。

カミサン「もう部屋で飼えない外で飼う!」・・・・

かみさんは困り果てて「もう外で飼うしかない」と言う。しかし犬を飼う時の鉄則がある。それは「一度認めたことは、最後までそれを許す」と言うものだ。だから一度室内で飼ったものを再び庭に戻してはいけない。もしそれをすれば永遠にミッキーは、私たちに心を許さないだろう。更にミッキーは暴れるようになる筈だ。 第一、元は捨て犬だからと言ってろっきぃは室内でミッキーは庭で飼うのは私のプライドが許さない。それだけは絶対しない。もし外で飼うぐらいなら私が、自分の手でミッキーを殺しても良いと思ったほどだ。
ではどうするか。選択肢はそれほどない。
(1)逃がしてもう一度、ノラにする・・しかし保健所から貰い受けて、それを再びノラにする訳にはいかない
(2)半分ノラにする。エサと寝るのは家で提供して朝、好きなように放す。これはミッキーにとって最善の方法だけど近所からクレームが殺到するね。実際できない
(3)外で飼う・・これはしない
(4)以前のようにいつも鎖をしない。
さてどうするか?

「なぜ、ミッキーは不良になり、ろっきぃは恐怖症になったのか?

そもそもミッキーだけ寝る時、外出の時に鎖にすること対する怒りの表現だ。 「なんでわたしだけ、繋がれなきゃあいけないの!」 そのストレスだね。どうやら留守の時、鎖に繋がれたミッキーが、怒って大暴れする。 そしてろっきぃに「てめえ、このやろう!」と襲い掛かる。それを見てろっきぃが怯えるようになったのでは?と思う。 「そこで鎖を解放すことにしたら」
そこでこう言うことにした。
(1)ろっきぃに自信を持たせるようにいつも「かわいいねえ!」と撫でてやり、まず愛されてると言う自信をつけさせ、励ますことが一番
(2)みっきーには、強く叱るのをやめ、やさしく「駄目!」と言うようにし、  なるべくさわるようにしました。とにかく多少のことは大目で見よう。
(3)ミッキーがろっきぃを噛むと「駄目だよ」と注意をするようしました。
(4)出かける時はミッキーを鎖に繋ぐのをやめ、ろっきぃと同じ条件で飼うことにした。ミッキーをナデナデする・・何時まで経ってもミッキーの怯えがなくならないのは、飼い主の愛情がそもそも不足してるから。
(5)被害に遭うようなものを置いておかない・・ゴミボードなどを作成して防衛に努める。家の中のゴミにはベニヤのカバーをしました。
(6)少し遊びの中で噛み合いが始まったら。ミッキーに注意して、止めさせる。体力が違うので多少のハンデをつけないとろっきぃが、あまりにも不利になる。
まあ、コレぐらいしか思いつかない。とにかくやって見る。でもろっきぃは長引きそうだなああ。

奇跡

再び鎖を放し、2頭とも一切大声で怒る事をやめ、「ホントかあいいねえ」と可愛い連発作戦。そしてたった3日でろっきぃのミッキー恐怖症が治り、ミッキーの不良化収まり、いい子になって、再びろっきぃが姉さん風を吹かせ出した。これがなんと3日で起こったことだ。人間ならミッキー恐怖症が、半年ぐらい掛かりそうなのになんと3日で治った。

やっと少しだけミッキーと心が繋がった

この件以来やっと少しだけミッキーが、安心して体を触らせるようになった。今までも触るとあお向けになったが、これは、仕方なしに触らせていたと言う感じだが、やっと自分から喜んで触らせるようになった。ホンノ少し。ミッキーとの距離が縮まった。やあ、正直ホッとしてます。 犬は飼い主がイライラしてると犬にもイライラが移ってしまうんでしょうね。 そう2頭に対する愛が足りなかったのです。ひとつうれしいことはミッキーと私の間になにか心が通いはじめたことです。それはやっと私を少しだけ信頼しだしたと言うことですね。

一体、犬の序列の決まり方はなんなの?

とにかくろっきぃとミッキーを見てるとどうもその日により、その状況により、序列が優劣がちがう。体力や、生活能力だけならミッキーが上だが、だからと言っていつもミッキーが威張っている訳ではない。平均すればろっきぃの方が威張ってる。 ボスの意向と言うのがあるようだ。ボスがお前が上と言えば上なのではないか?

結論

人でも犬でも誰かに愛されているんだと言うことが必要でだね。ただこの後、ろっきぃがムチャクチャ甘ったれになってしまった。しかしいつも飼い主から愛されてると言う証が欲しいんだと思う。イタズラはまだしますし、拾い癖は治らないでしょうが、
  


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