永遠のライバル同士ロウ&ミー、とらぶる日記その6
   
(2003年11月〜2004年4月) ・・04/04/09

  いやいや、ミッキーは慣れたけど慣れないし、慣れないけど慣れたし、ろっきぃは、元気がないのか、大人のなったのか?とにかくう静かだし、世の中なかなかうまく行かない。もんだ。
  つい先日はろっきぃとミッキーが、なんと5分に史上最大の噛み付き合い。おいおいおい、ええ加減せんか、もう。

  今年もろっきぃとミッキーから目が離せないねえ。

     三遊亭  円  丈



【写真嫌いのろっきぃはなかなかこっちを見ない:桜が満開の足立淵江公園にて】


 

恩犬の秋田犬は半年間躾教室へ行っていた・・2003年11月
  もう 1 頭の恩犬の秋田犬は、空き地にいっても見かけなくなった。死んだのかと思ったら実は良く吠えるようになったので半年間、躾のトレーニングを受けていたとか。しかしこの犬が吠えるようになったのは、飼育環境が違ったからだと思うね。
  今までは 10 mぐらいの長いロープの先に繋がれていたから、結構、行動範囲は広くて空き地まで自由に出入りしてた。それが短いヒモになり、その代わりに一日 1 回散歩をするようになったけど、以前の長いロープの方がストレスがなかったんだと思うね。しかしこの秋田犬、躾は出来てないけど可愛い犬だったね。



散歩でろっきぃを待つミッキー!・・2003年11月
 ろっきぃとミッキーは、仲が悪いけど散歩の時、ろっきぃが見えなくなるとミッキーは待ってる。逆にろっきぃの方は待ってない。

 まあ、大体、ミッキーの方が先に行ってるからだろうけど。良く考えるとミッキーの方は、それほどろっきぃを嫌ってる訳ではないようだ。
 それにろっきぃがいなくなるとどんな時でもミッキーは不安になる。だから余計、ろっきぃをチャンと待ってるんだろうね。

【見よ。8mリーダーのこの威力・・今までの5mから変えた。ミッキーも満足そう】



もう絶対叱ったり叩かないぞ・・・2003年11月
 いや、それなりに慣れてきたミッキーだけど。今ひとつ、信頼関係が希薄なのだ。更にこれの信頼関係は、例えどんなに叱っても叩いても壊れない。
関係こそ本当の関係なのだ。そこで今までの柴は結構叱る時はきつく叱ってきた。「こら、ミッキー!なにやってんだ?バカタレって」叱る。
ところがこれが怯えてダメなんだ。少しいつも警戒するようになって。どうも以前より、関係が悪くなった。

 

ミッキーと走らないろっきぃ・・・2003年12月
 以前は気に入るとろっきぃは、ミッキーと一緒に走ったけど、この3ヶ月全く走らない。ミッキーは、カケッコで自分の力を見せ付けたい。だが走ればミッキーに負けることは分かっている。ミッキーが、走ってきて挑発するが、誘いに乗らない。

  だからどんなに誘ってもろっきぃは走らない。走らなければろっきぃは負けることはない。走らなければ負けることはない。 だからろっきぃは無敵! だからいつもチンラタチンタラとばあさんのように散歩では歩いている。おい、ろっきぃもう少し元気を出してくれ!

【たまに庭でオッカケッコをする逃げ役ろっきぃと追う役ミッキー:頑張れ、ろっきぃ!!】

 

 

スゴ耳ミッキー・・・2003年12月
 ミッキーは、大きな音より、かすかな音を聞く名人のようだ。先日、お弟子さん白鳥くんが、我が家に来た。
角を曲がって3軒目がうちだけど、曲がったところからミッキーが、ワンワンと吠え出した。

  一体、なにを吠えてるのか?と思ったらなんと白鳥くんの足音を聞いて吠えてた。
恐るべき、スゴ耳ミッキーだね。しかし。この白鳥くん、2代目ロッキーは、この白鳥くんを恐がったし、初代ロッキーも一目置いていた。
もしかしたら蹴飛ばしてたとか?いやいや、そうじゃないと信じよう!

 

犬の足の洗い方・・・2004年1月
散歩に行って、帰って来たら、風呂場で足を洗うけど、結構丁寧に洗う。まず2頭とも
  1・足から付け根まで洗い。汚れ易い、腹も軽くお湯でさっと洗う。
    特にミッキーは 4 本の白い足が、セールス・ポイント!しかしこれが直ぐ薄汚れるので 10 日に一度はソープで足と胸元も白なので洗う。
  2・足を軽く葺き、それから暖かい蒸しタオルで2頭の顔を拭く。
    顔を拭く時 ろっきぃは気持ち良さそうにするが、ミッキーは、うるさそうにする。
  3・体全体もその蒸しタオルで拭き。風呂場から上がったところで最後にもう一度拭いて終了。



見つめるミッキーと目線を外すろっきぃ・・2004年1月
ろっきぃは、人間と目線が会うと大体、外す、これが普通の犬みたいだ。ところがミッキーはジッと見る。まあ、外す時もあるけど大体は、ジッと見る。
目線が合っても外さない。そこで目を見ながら近づけてもまだ見てる。鼻と鼻がくっつくほどの距離になってやっと目を外す。
これは食事の時は特にそうだね。考えたらただエサが欲しいだけかも知れないけどね。

 

ろっきぃ、生理でもパンツ履かず・・・2004年1月
 1月の末、ろっきぃに何度目かの生理が来た。しかし今回は、生理用のパンツを履かせようとすると猛烈に抵抗するのだ。時にミッキーに向かって猛烈に吠える。
「なんで私だけ、こんなものを履かなきゃなtないのよ」と怒る。
とにかく犬でもこのパンツを履くのは恥ずかしいようだ。パンツをはかない。ミッキーに対してマウンテイングをするし、性格も凶暴になってる。とにかく履かせようとすると噛み付かれそうな勢いんなんだ。参ったね。そこで今回、パンツはナシ!しかし、ポトッポトッと垂れる。
 そこでいつも濡れ雑巾を置いといて人間がそのアトをセッセと拭く。ああ、面倒!終わったらこのカーペットも古くなったし取り替えよう。

【ミッキーになぜか猛烈に襲い掛かるろっきぃ:やっぱ、子供が欲しいんだろうなあ・・】

 

子供を産ませたいけど 3 頭になる・・悩むなあ・・2004年2月
 しかし、ろっきぃはいつもの生理と違う。やっぱり子供が欲しいのかなあ。最初、子供を産ませるつもりでいたけどミッキーが来て 2 頭になった。それで更にもう 1 頭子供がd出来たら 3 頭になる。まあ、 2 頭は慣れたけど。 3 頭はなあ。
  でも子供が出来ればろっきぃは、元気ハツラツになりそうだけど・・でも 3 頭じゃない。欲しいけど、大変だし、大変だけどほしいし、悩むなあ。

 

ミッキー、孫ゆうなちゃんの天敵!・・2004年2月
 孫のゆうなが、ウチに入ってくる時の恒例行事は、玄関に来たゆうなをろっきぃとミッキーがお出迎え!
しかもミッキーは、うれしいので「ワンワン!」と吠える。そこでゆうなが、「ウエ〜〜〜ン!」と泣く。

 これが毎度毎度のパターン!ゆうなは少しの音でもびくッすつタイプの子だから驚いて泣く。
先日、もうゆうなも2才になって初めて着たけど、やっぱり「ワンワン!」で「ウエ^〜〜〜ン」
そろそろ、慣れて欲しいけど、3才ぐらいまでダメかもしれないね。

 

ミッキーは、番犬にならない疑惑が浮上!・・2004年2月
 とにかく誰か来るとうるさいほど良く吠えるミッキー。いつもこの犬はイイ番犬になると思っていた。
ところが先日、ウチに誰もいないところに娘が帰宅いたら、全然犬が吠えない。ワン、ウーも言わない。
ドアを開けて玄関に入って、呼んだらやっとろっきぃがノソノソと出てきかが、ミッキーはやはり出てこない。
それで居間に娘が入ったら、なんとミッキーは室のスミでガタガタ震えていたと言う。

  どうやらミッキーは家族がいる時はうるさいほど吠えるけど誰もいないと恐くなって吠えない。
これじゃ全く番犬にはならない。 ろっきぃは元々、吠えない犬だけど、どうやら2頭もいて肝心な留守の時は番犬にならないみたいだ。
ミッキーは早い話が、ただの無駄吠え犬だったようだ。情けない!

 

ろっきぃは元気がないのか?大人になったのか?・・2004年2月
 ここ1年以上ろっきぃは、元気がない。と言うか、静かなんだ。まあ、大人になったのは確かだけどそれにしても元気がない。それでも一応はろっきぃの顔を立ててなにかする順番はろっきぃの方を先にしてるし、散歩の時もヒモも放しても大丈夫なところではフリーにしてある。

 ミッキーは、毛皮が薄いせいか顔の表情が豊かだけど、ろっきぃは毛皮が厚くて毛がフサフサしてるからあまり表情が変わらない。元気がないのか、大人になったのか?分からないけどまあ、大人になったと考えよう!!

【ミッキーのお尻の向こうで物思いにふけるろっきぃ】

 

夫婦旅行で帰っても全然喜ばない2頭!・・2004年2月
  テレ東の旅番組でカミサンと一緒に 2 日間留守にした時、弟子のかぬうに留守をさせたが、全然元気がなかったようだ。エサもろっきぃは、半分残したし、散歩に行ってもボ〜〜〜ッとしてた。やはり、 2 人ともいなくなると心配なんだろうね。 そして帰ったら 2 頭が喜ぶと思ったら、全然、知らん顔!なんだこいつら!どうやら裏切られたようなショックを感じたみたい。 2 頭の態度が、元に戻るのに 1 週間ほどかかった。

 

ろっきぃが他の犬に吠えるホントの理由!・・2004年2月
 この半年ほど前から散歩で他の犬が近づいてくると顔をお互い近づけてしばらくすると噛み付きそうな勢い「わん!」と吠える。ミッキーはそういうことはない。何度注意しても他の犬が近づくと最後は「ワン!」と吠える。どうも好き嫌いと言うわけじゃなく。どんな犬にもワン!
  なぜ、犬に吠えるのか?どうもろっきぃは、犬より、人間が好き。散歩の時に一番の喜びは、他所の人から「可愛いね」となでなでられるのが一番好き。だからろっきぃが他の犬に近づく目的は、その犬飼い主なんだ。その飼い主から「可愛いね」と言ってもらうのが、目的だから、その犬は、障害物にしか過ぎない。
 だから散歩で他の犬が寄ってくると「アンタじゃないのよ!ワン!」と言って吠えるんだと思う。もう少し犬好きの犬になって欲しいなあ。

【知らない人から撫でられる・・これがろっきぃの至福の時:うれしい!!】


 

この1年全然逃げないミッキー!・・2004年3月
この一年、ミッキーは全く逃げ出さない。元々野良犬だったんだから隙を見て逃げ出しそうだけど。逃げない。恐がりなんだね。
外は恐いんだろうね。庭の物置の裏からミッキーは良く出たり入ったりする。ここのそのまま行くと表に出られるんだけど、また戻ってくる。
家族には、子犬から飼ってる犬のようには慣れてないけど、この家には10%慣れたね。もう完全に自分のウチだと思っているようだね。
だから外は恐いから逃げ出さないんだね。

 

ミッキーの恐いモノは?ライターのカチッは良いけど、マッチのシュッは恐い・・2004年3月
とにかくミッキーは恐がり。何でも恐がるえけどその中でも
(1)マッチ
  このマッチをするシュッって音が、異常に恐いらしい。しかものマッチの顔を振ると中でマッチのジクがカサカサッとする。
  もうこのカサカサでも恐い。ホント恐がり。でもマッチの音は恐いけど、ライターのカチッは平気!その基準が分からないね。

(2)懐中電灯
  この海中伝統の光が恐い。灯りがついた瞬間、恐い!もう逃げていく。この頃は懐中電灯を持つだけでも逃げていく。
恐がりが野良犬をしてた訳だね。

もしミッキーを子犬から飼っていたらまず人間に対する恐怖心がない。
恐がりは変らないから、なんかあると飼い主のそばに寄ってきてガタガタ震えるような犬で、もう全然別の犬になっていたろうね。

 

弟子に怒るとろっきぃが逃げる・・2004年3月
 時々、お弟子さんに烈火のごとく「お前は何考えてんだ。このバカ!」なんて頭から湯気を立てて怒ることがある。
恐がりのミッキーが真っ先に逃げそう。ところがミッキーって大きな声は平気なんだね。どんなに弟子を叱っても平気な顔をして寝てる。

 しかしろっきぃの方は恐がるんだ。どうも主人の性格を知ってて、怒ってる主人が恐いと良く知ってる。
だから自分が怒られてるような気がして落ち着かない。そこで尻尾を下げて、そろそろと恐がって逃げて行くんだね。

 

ミッキーの恩犬シベリアンハスキー死亡・・2004年3月
 ミッキーは、ノラの時代に近所のシベリアンハスキーに居候し、そのエサを半分貰っていた。ところが最近、そのハスキー犬の姿が見えなくなり、犬小屋もなくなっていた。 聞いたら1月頃、亡くなったそうだ。
  しかしこのハスキー、いつも家の前で繋がれて糞もいつも小屋の前にしてた。様子からして全く散歩もさせて貰えなかったようだ。この1年ほどはドッグフードではなく人間の残り物を食べていた。気の毒な犬だ。
  いつも前を通る度にいつか機会があれば一度散歩をさせ、体を洗ってあげたいと思っていたが、その機会もなく他界してしまった。
  この犬、人間には愛想がなかったが、犬仲間にはとても優しい穏やかな良い犬だった。ありがとう、ハスキー!キミのことは忘れないよ。安らかに・・。

【ミッキーがお世話になった在りし日のシベリアンハスキー・ありがとう】

 

 

抱こうとしたら怯えて逃げたミッキー!・・2004年3月
 2 年半経ったけどミッキー慣れたけど慣れないね。先日、ろっきぃが、別の部屋にいた時、ミッキーを抱こうとしたら怯えて逃げる。まあ、お弟子さんや、娘に対しても警戒するところがある。しかし私にはもう少し慣れていると思ったんだけどね。ろっきぃが一緒にいたら多分、怯えなかったと思うけど。人間とミッキーだけだと突然、恐くなるんだ。もう小さい頃のトラウマがどうしても抜けない。まあ、抜けないからトラウマなんだろうけど。
 2年半、飼っていてもこれだもん。小さい時からノラをしてた犬は、慣れるけど慣れないね。

 

ろっきぃ・ミッキー最長5分間の大ゲンカ・・2004年4月
 ケンカは必ず食事の時に始まる。ろっきぃは、ミッキーを見ながら見せびらかして食べる。食べ終わったミッキーは、ろっきぃのエサを掠め取ろうとする。
そこでう〜〜〜っ!ワンワンとケンカが始まる。
 ミッキーが、ろっきぃの首筋を噛み付いて離さない。「こら、やめろっ」と言っても全然効果がない。
1分、2分、3分と時間が経過するが、もう完全にろっきぃは、負けた状態。しかし、ろっきぃは、それでも尻尾を下ろさない。上げたまま。まずい!
  これでミッキーが勝って上位になるとろっきぃの心が壊れてしまう。それでなくてもミッキーが来てから、いじけているのに!
そこでミッキーの尻尾を持って持ち上げて無理やり離した。興奮状態は続いたが、少しづつ収まった。

 

怪我をしたのはミッキーだった・・2004年4月
 ろっきぃとミッキーがケンカして傷ついたのはミッキーの方だった。足のあたりを3箇所。1〜2cmほどの傷を負った。なぜミッキーが怪我をするか?

  ◎ミッキーは、毛が短く毛皮が薄いのですぐ咬まれると怪我をする。
  ◎ろっきぃは、毛がふさふさして皮が厚いので少しぐらい咬まれても怪我をしない。

【ケンカの後、咬まれた足を舐めるミッキーとそれをジッと見つめるろっきぃ】
 



ろうとミーのフー遊び・・2004年4月
   去年の夏以後、うちのろうとミーの間でフーが流行ってる。
フー遊びとはなにか?箪笥や家具の裏とか、建物に1.2mmの隙間があると鼻でフーと息を吹きかける。
これがフー遊びなんだ。それはなんなんだ?
どうやらこうして家具の裏をフーってやるとクモとか、虫が飛び出してくることがあるみたいんだね。

それで退屈な時は2頭でフー遊びをする。しかし、今はまだ3月で虫だっていないのにそれでもフーってやる。
そんなに虫が出てくる訳じゃないけど、飽きずに「フーフー」やってるね。 これは円丈家の犬が作り出した犬文化。
サルが海岸でイモ洗いをしたのと同じなのかも知れない。えっ、それほどでもないだろ?まあ、そうだけど・・。

 

鯉にジャンプして食べようとするミッキー・・2004年4月
 水槽うの掃除した時、ろうもミーも鯉に興味を示す。ろっきぃは、オモチャでも見る感じでそれ以上なにもしないけど、しかしミッキーは、襲って食べようとするんだね。バケツから飛び出してバタバタと地面で暴れてる鯉にミッキーは噛み付いた。バカ、エサじゃないんだ。ホント危ない。この写真の時もミッキーの頭上に持っていったらジャンプして鯉をパク!
  本気で食うつもりなんだから1年前に飛び出た鯉は、ミッキーにヒレをスッカリ齧られちゃった。危ねえ。危ねえ!

【もの欲しそうに鯉を見るろっきぃとミッキー】
 

◎・・てなことでまた次回!


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