〜ロウ＆ミー、とらぶる日記その3
　　　永遠のノラ・ミッキー〜（2003年5月〜8月）03/09/05

もうノラ犬だったミッキーを飼い始めてそろそろ２年。まあ、慣れたと言えば慣れたけど、しかしミッキーはある時ノラに戻る瞬間がる。 　 そうなるともう全く制御不能。捕まえることさえできななくなってしまう。いやいや、悩みは尽きない。 　　 　　三遊亭 　円　 丈 【庭を見るろとミー・・実はろっきぃが見てるのはミッキーでは？この2頭はとにかく仲が悪い】

　とにかくどれだけ一緒に住んでもろっきぃは、ミッキーが許せないようだ。憎しみの目で見てる。まあ、考えれば家族の愛を一人占めできていた筈なのにミッキーがいるばっかりに愛情も半分になってしまった。ホントは子犬だって産ませる予定だったけど・・すると3頭飼いになる。3頭は飼いきれない。いろんな面でろっきぃは、おもしろくない。これがオスとメスなら上手くいったろうけど。メスとメスだからなあ。

ろっきぃは体形、体重ともにあまり以前から変わらないけど、ミッキーの方はやや不恰好になりつつある。 　 ミッキーの体形のいいとこは腹が切れ上がり、前肢のたくましい筋肉なんだけど・・最近は２頭がおっかっこもしないし、散歩いっても運動量が落ちてきて。運動不足。自然と体形もやや崩れて来た。とにかくもう一度運動させて昔のカッコ良い体形に戻って欲しいなあ。 【トカゲ探しのミッキー・・肉が少したるんで来た】

うちの２頭、仲は悪いけど、公園ではおッかけっこ。それから室内では、ボールのとりっことそこそ、遊んでいた。ところがここ３ヶ月。 　 全く遊ばない。公園ではたまにおっかけっこをしようとろっきぃにチョッカイを掛けるが、ろっきぃは全く応じない。おっかけっこをするとろっきぃは負けてしまうなるころろっきぃが追っ掛けっこを拒否する。 【足を拭く時やっとこうして抱けるようになった】

ろっきぃは用心深い上、少し臆病。今まで３頭のろっきぃの中で、今度のろっきぃだけが、階段を登れない。ホントは登れるのに。本人が登れないと思ってるから登れない。それでも今年になって、ミッキーがドンドン登ってると悔しいのだろうね。やっと登れるようになった。 　 ・・・しかし、今度は登れるけど降りられない。ホントは降りられるけど恐いんだろうね。そこで仕方がない。家族で気が付いた者が降ろすんだけど。でもたまに誰も気が付かない。そういう時は恐いけど一段一段と降りる。・・しかしそれでも最後の５段がどうしても恐い！でも一年がかりで登ったから、やはり一年がかりで降りられるようになるね。頑張れ、ろっきぃ！ 【降りられないので眠くなったろっきぃ】。

マイナス学習しかしないミッキー カミサンが言うには、ミッキーはこの頃、胴輪に足を入れて自分で外すことを覚えたと言う。どうもミッキーは、利口な犬だけど、殆どすべてがマイナス学習になってしまう。 　 マイナス学習と言うのは、人間は恐いとか、一度、散歩でヒモが取れたら戻らない方が楽しいとか、ノラ犬として暮らすには役にたつが、飼い犬となって人間と一緒に暮らすにはマイナスになる。しかしミッキーは、殆どこのマイナス学習。このマイナス学習の大きなものがトラウマだね。 【今度は足を1本ずつ入れるタイプに胴輪を変更】

いやいや、参ったね！新しい胴輪で今度はぬけないだろうと公園の標識の棒にヒモがからんで無理に引いたらスポン。また抜けた。大喜びで走るミッキー！もうイライラしないことにした。呼びかけながら散歩を続ける。 　 ミッキーが見えなくなるとろっきぃは、心配そうにミッキーの方に戻ろうとする。仲が悪いけどいなくなると気になるみたいだね。ミッキーは別な道をとおってしばらくするとあとから付いてきて追い抜いてウチの方へ！この日はすんなりうちに入った。まあ、気長に付き合っていくことだね。 【恐いと耳が立ちベロが出る、これが、散歩中だと脱走だね】