愛犬ロッキ−2の墓守り人日記
 7月15日ロッキ−引き逃げ事故で死亡してスッカリ泣く虫円丈になった。一週間ほどでペットロスの状態は抜けた。
 そして四十九日も終わった。だがなんだが心はどんよりといつまでも晴れない。なにをしてもつまらない。曇りの日が続く..。

   三 遊 亭 円 丈

死亡数日前やんちゃ坊主ロッキ−。でもなぜか目がいつも悲しげだった。



初七日前日。夢で来たロッキ−T.U--幸せなひととき!

 それが死んで6日目でしたかうたたねしていて夢を見ていた。私が6畳の座敷にいると先代ロッキ−と二代目ロッキ−の2頭が、嬉しそうに入ってきて。
 初代ロッキ−は私の右にチョコンと座り、二代目は左側にきてさすってくれとゴロンと腹を見せ、仰向けに!そこで私は初代の肩を抱き、2代目のロッキ−の腹をさすりました。みんな黙っていたがみんな楽しそう。幸せな時間が流れていった。そんな夢。
 きっと落ち込んでいる私を2頭のロッキ−は励ましに夢で出てきてくれたような気がする。「僕たち、仲良くやっるから。大丈夫だよ。それに死んだコトを悲しんでも恨んでもいないよ!」と報告に来てくれたような夢。あれで私は、ペットロスから立ち直れた。

 
7月20日頃--ロッキ−の10画は死の数字!

 うちの前から『こんなペットに名前が、あなた運を悪くする』と言う下らない本が、あったけど読まないけどその内にネタになるかと思って取ってあった。その本を読んで見ると「10画は死を象徴する不吉な数字」とある!でロッキ−は、あわせて10画!ギョエ〜〜〜ッ!べつにこんなの信じている訳じゃないけど。でも前に読んでいたら他の名前にしたね。


8月初旬--ロッキ−の鳴き声で目を覚ました。長女

 ロッキ−は、散歩から帰って来ると足を洗うがこれが大嫌い。必ず風呂場からキャンキャン!と言うこもった鳴き声が聞こえてくる。
 これはあとで聞いた話だがそのロッキ−の鳴き声を8月初旬にうちの長女は、聞いた。その声で朝、目を覚ましたと言うのだ。しかしかみさんは否定的。
「そんなのどっか他所の犬の鳴き声だよ」
「だって風呂場からのこもったいつもの鳴き声だからロッキ−に間違いないよ!」
 う〜〜ん、どっちとも考えられる。でもあのロッキ−が今も家にいてもなんの不思議もない。私は今もロッキ−に心の中で日に何度も話かけているから。そう言うこともあるだろうと思う。
四十九日の深夜--「ロッキ−の大工さん」の音を聞く

 初代も今度の2代目も左前足でアゴを掻くとどう言う訳か、自然に後ろ足も一緒に動いて床をトントントンと叩き、独特の音がする。かみさんは、いつも
「またロッキ−の大工さんが始まった」と笑っていた。
 そのロッキ−の大工さんの音を四十九日の深夜3時過ぎに聞いた。でも寝ぼけていただけかも知れないと黙っていら。するとかみさんが、
「昨日、夜、ロッキ−の大工さんの音が聞こえたね。でもあれは猫じゃないし、室の中から聞こえたから!」
「じゃ、あの音を聞いてたの?」なんとその音を2人が聞いてたのだ。

 
9月3日夜--ジョギングで後押しをしてくれた?

 今、あきらめずにジョギングを続けているが、結構亡きロッキ−に話し掛けてる。
「ここに通ったよな!3代目を飼ったらみんなで一緒に来よう。3代目に力を貸してくれよな」なんて話ている。3日、一ツ家公園を走っていて。息が上がってかなり苦しくなったので
「ロッキ−。苦しい。おれを助けてくれ!」
と話し掛けたら途端に体がス〜〜ッと軽くなって。息苦しさもなくなった。
「ロッキ−ありがと。ありがと。そうそう!」
 それでその軽さで最後まで走れた。そりゃあお前の気のせいだろう!そうかも知れない。でもなんでもこう言うことは全て心の問題なのだ。同時にロッキ−が、私を押してくれたとも言える。どちらでも正しい。
9月4日夜--そろそろ3代目ロッキ−を!

 どうも二代目は、死んでも現役で頑張ってるような気がする。しかしどうもこの状態が、続くとまずいような気がする。それに私の気持が、いつまでもグジグジしている。本当は百ケ日過ぎてから3代目をと思っていたが、49日過ぎで良いのではないか?ただ飼う空くに当たっては。

【やはり日本犬】
 理由はラブラド−ルみたいな犬種では、初代、2代目が3代目ロッキ−として認めないような気がする。なにしろロッキ−の墓は庭なので二頭の了解が必要なのだ。喧嘩されては困る。

【今度はメス】
 メスの方が、どんな犬種でも少しやさしい傾向がる。それにもし性格が良ければ子供を産ませて。4代目と言うこともある。

【どつかにいないかフレンドリ−柴犬】
 でも今度こそ。噛み癖がない。気だての良い柴のメス!どっかにいないかなあ。

【どつかにいないかフレンドリ−柴犬】
そロッキ−は10画で不吉だから今度名前を平仮名で「ロッキ−」から「ろっき−」しようと思う。
  
長い間、ボクを見てくれてありがとう。

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