動物アレコレだもんね

 今回はなんつうか、動物アレコレ!まあ、大したページじゃないね。アレコレなんてタイトルにつくようじゃ、内容だってもう・・でも自分で作って大したことないと言うのも良くないか?まあ、読んで見て!!
                      
三遊亭 円丈

     【メニュ−】
  ◎我が家の柿泥棒のねずみ
  ◎牛さんは悲しい
  ◎猫の祟り!?
          どれを?

 


我が家の柿泥棒ネズミ    
 【去年辺りからネズミが出没】
 今の家に住んで20年近く、庭にいるのは、トカゲとヤモリでネズミはいなかった。ところが去年あたりからネズミが物置辺りを中心に住み着くようになった。そして今年はそのネズミが、なぜか木に登って柿を食べるようになった。
【ろっきぃとミッキーがネズミを上げた】
 我が家の愛犬ろっきぃとミッキーは、庭に出るとトカゲ探しに夢中!物置の周りをドンドンとぶつかりながら、トカゲ探し!ところがもう殆どトカゲがいなくなった。すると物置の下に潜んでいたネズミが驚いて、飛び出して逃げ場を求めて柿の木に登った。以前柿を食ってた時は近づくと枝を伝わってスルスルッと逃げた。ところが今回は下にろっきぃとミッキーがいるので、逃げにくいのか、ジッとしてる。そこで近づいてパチリ!
【なぜネヅミってこんなに可愛いのか?】
 ネズミは枝を移動するのが下手なんだ。なんとなくヘッピリ腰で捕まってこっちをジッと見てる。お互いの目がパチッと合った。しかし人間に嫌われ者のネズミが、良くみるとこんなに可愛いとは。考えるとネズミなんてこんなに可愛く創る必要はなかったのに・・。可愛い。モグラもビロードのような毛皮でとてもきれいだ。土の中に住んでるモグラが、こんな美しい毛皮なんて必要ないのにうつくしい。自然って美しいものが好きなのかねえ。
【必ず一番熟した柿を食べる】
  しかし鳥たちが柿の木に飛んで来ると必ず一番熟した柿から先に食べる。これが一番、甘いってことを良く知ってる。ところがネズミもやはり一番熟した柿を食べるんだ。こちら側にお尻を向けて柿を食べる。どうも人間の方に顔を向けて食べるのはネズミは、安心して出来ないらしい。顔を隠してお尻隠さず状態で食べる。しばらく食べるとアケビのツタを伝って姿を消した。マタ来いよ!(円)


牛さんは悲しい!!

 

  

【北海道に取材に行った時、牧場で牛さんに出会った】

 【牛って人間をどう思ってるの?】
 「一体、牛って人間をどう思っているんだろう?」と牧場の牛をジッと見た。すると牛も私を柵越しにジッと見た。牛と人間の静かなお見合い。まあ、見たトコなかなかつぶらな目で可愛い。しかしその奥で牛を食べる人間に対して不信感を持ってるような目だ。どうも私を胡散臭そうな目で見ている。でも本当にそうなのか?そこで試しに顔を近づけてみようと思った。手を出すと噛まれるとイヤだから顔だけ出して挨拶をしようと恐る恐る牛の鼻に向けて自分の鼻を近づけた。

【予想外!牛さんも鼻を近づけて来た】
  牛は全く警戒心もなく私の鼻に自分の鼻をくっつけた。なんか、牛さんの鼻って不潔でヌル〜ベタ〜っと感じがしたが、それは犬の鼻と同じ濡れ方で臭いは全くない。ただ少しヒンヤリとしただけ。ところ鼻がくっついて1.2回お互い鼻をこするとベロでホッペタをガリガリ!「イテテテッ、おう、痛い!」それからまた仕切り直しで2.3回、やっぱ、ベロでガリガリ。やると別の牛さんも寄ってきた。牛って人間が好きなようだね。素直で可愛い奴。牛もだんだん慣れて来て最後は、メガネの上からズルズル舐めて、鼻の穴にベロを入れようした。いやいや、痛いねえ。でも可愛い連中だった。

  (向こう側にもう一頭の牛さん!ダブルでチュッ)

 
 【牛さんは悲しい】
【ホルスタインは牛乳を出すためにズ〜〜ッと妊娠させられてる】
 牧場でいろいろ話を伺ってびっくりした。乳牛って言うのは、お乳が自然に出るもんだと思っていた。それが大間違いなんだ。実は人間でも牛でも妊娠しないと乳は出ない。と言うことはホルスタインはなぜあんなにいつも牛乳がでるのか?答え:乳牛は乳を出すためにず〜〜っ妊娠させられてるから・・。つまり妊娠出産を繰り返しているからあんなにいつも牛乳がでるのだ。
 
【いやいや、牛さんも大変だね】
  しかも昔は6年ぐらい乳牛をしてた。ところが最近は牧草は合成肥料で育てる。ところが合成肥料の牧草だと牛のお乳の出が悪くなって今は3〜4年でお役ご免で肉牛になる。いやいや、牛さんは大変だね



猫のタタリ?ある老夫婦の噂  

 近所、老夫婦のおじいさんが、胸が苦しくなったとかで救急車で運ばれた。命には別状はなかったがあまり容態が良くない。そしておばあさんも腰とか、足が痛くて、夫婦揃って、あまり健康状態が優れない。それで近所では猫の祟りだと言う噂が広まった。別に見た訳じゃないからホントのところは分らないが、この夫婦は、猫嫌いで有名。よく二人して猫狩りをしてたとか、それで猫の祟りと言う噂がひろまったようだ。まあ、実際、猫狩りをしてるところは見てないし、ホントはどうだったのかは知らない。

  まあ、猫の祟りはないと思うけど、昔から良く言うよね。猫は祟るって。猫に無条件でエサをやるのも考えものだけど、その猫に毒エサ撒いたり、虐待したりするのは、ホントに碌でもないよね。これに懲りて猫を虐待しないことだ。でも知らぬは老夫婦ばかりなり、近所じゃ、みんな猫の祟りって噂があるけど、本人二人だけは、その噂を知らないんだろうね。きっと「早く良くなってまた」猫退治が出来るように!」なんて頑張っているかも知れない。いやいや、困ったもんだね。(円)


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