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新ペ−ジだよ〜〜〜んペ−ジ 最終更新日05/09/23
 真打三遊亭丈二1世誕生!!

  【売り出し中の白鳥くん(ニ番弟子)の下で大変だけどね】
  三番弟子の小田原丈改め丈二師匠!ニ番弟子の白鳥師匠が頑張り屋で最近は派手に寄席のトリもドンドン取るようになり、その下の三番弟子丈二は、とかく比較されてしまい、損なところもあり、その点でも陰が薄くなってしまうようなところがある。

 
しかし才能なら丈二師匠もソコソコあり、きっと何とかなる筈だと言う確信を持っている。ただのんびり屋で競走を嫌うとこがある。もう少し欲を出してくれると良いと期待してるところ。
  真打初日の高座はまあまあだった。丈二くん、この次も期待してるよ。(円丈)

【画像:丈ニ師匠は、さすがにコーディネーター1級だけあって着物のセンスはいい】


 【師匠はヤキモキ、本人はノンビリ】
  円丈は結構気が短いから、のんびり丈二を見ると少しイライラするんだね。とにかく今の落語から2ランク・アップして欲しい。そうすれば、彼は完全にモノになるし、白鳥師匠に肉薄できるのだ。


  真打半年前あたりかた結構、アドバイスしているんだけど、本人にとってはアドバイスと言うより、恐い小言にしか聞こえないらしい。

  それでも丈二なりにネタは考えているのだ。真打3ケ月前あたりから、受け方が今までより、グーンと良くなった。うん、少し安心!(円丈)

【画像:上野鈴本の初日の高座にて・キテイちゃんの縫いぐるみでゴキゲンの丈二師匠・これ、丈二!そのキティちゃんを隣に置いて落語をやれ。その方が受ける!!!】

  【初日・客席は七〜8割の入り】
  真打になって披露目の日は、客の入りが、気になる。円丈が高座に上がった6時20分の頃は、なんと6〜70人(満席で300人)。少し薄い!そう昔円丈が真打になった時、初日上野鈴本の入りは満席だった。まあ、あの頃とは違うけどなあ・・。
 しかしそれでも口上の頃には、7〜8割の入り。うん、これならまあまあだ。
(円丈)



【画像:一席終わった後、座布団を外してお客さんの挨拶する丈二師匠】

 【ネタに入って受けてた・まあ合格だね】
  まあ、考えると円丈が真打になった最初の舞台は、もう死に物狂いだったけど全てがカラ回りして自分でもよく分らなかった。それほど真打になった初めての高座は緊張するものだけど・・丈二師匠は落ち着いていたね。マクラで「私のことを初代丈二ではなく、ジョージ1世と呼んで下さい」なんて受けさせていた。
  本ネタは「浪花のヤクザ」。やや反則気味のネタとも言えるが、この日のお客さんは、よく笑ってくれた。あれだけ受ければ、まあまあだ。マクラが、少しモサッとしていたし、本ネタのもう少しギャグの切れが欲しかったとも言えるが、あのプレッシャーの中では、まあ、合格だね。後、1ランク・アップして欲しい。
(円丈)


新ペ−ジだよ〜〜〜んペ−ジ 最終更新日05/08/21
 たん丈シクジリ報告

  現在、前座最高齢(43才)のたん丈くん。元々43才で噺家になったと言うハンデがある。円丈は20才で噺家になって33才で真打!ところがたん丈は43才で噺家になったから真打になるのはもう還暦寸前だぞ。
  今の円丈は芸歴40年だが、たん丈が芸歴40年になるのは83歳。ホントにもうボケッとしてるんじゃない。人の3倍、5倍努力して当たり前なのだ。
  しかし、しかし、このたん丈がノンビリ屋でその上指示待ち人間!更に状況判断出来ないタイプ、師匠円丈は、もうイライラするばかりだ。43才で噺家になると言うはそれなりの覚悟があるのかと思ったら全くないの? コラッ、たん丈、しっかりしろ!!(円丈)

 
 現在のたん丈くん、円丈評価
  ここでたん丈の良い点、悪い点をピック・アップしてみた。一体、どんなタイプの芸人なのか?

【たん丈の良い点・・少ないけどある】
やさしい
 多分、一門の中でもかなりやさしいと思う。しかし、その優しさが、どう芸人としてプラスになるのか?全く不明!
目立ちたガリ屋
 芸人としては目立ちがりは良い。これはプラス!しかしあるあに弟子は、「彼には、芸人としての武器がない。なんの武器を持たずに戦うようで・・意味がない!」と言う。う〜〜ん、一里あるが、しかし目立ちたがりや自体は決して悪くない。
不屈の精神力
 決してくじけない人間だ。「噺家に向いてないから、やめたらどうなんだ?」と随分言ったが、決してあきらめない。
J-POPに詳しい
 だからなんなんだよ。・・でもしらないよりは良い。
声がデカイ
 これは長所だね。大きな声が出て声帯も丈夫だ。

【たん丈の悪い点・・いっぱいある】
状況判断ができない
 面白いキャラであっても噺家は、それを自分で引き出すしかない。これがコントや漫才なら相棒が引き出してくれる。噺家は、いつも自分がどう思われてどう言う状況で何をしなければならないのか?これがを出来ないといけない。談志師が口癖のように「状況判断出来ない奴はダメだ」と言ったのもコレ。
 たん丈は状況判断が全くできないタイプ。もう目の前のことしか認識できない。いつも状況判断しろと言っているが、それが出来ない。問題だよな。
落語を知らないのに・知ろうとしない
 ホントにたん丈は落語を知らない。しかも新作志向で・古典落語に興味がないから古典を知ろうとしない。しかし、古典落語は芸の基礎。で噺家一般教養の必須科目なんだ。たん丈には「いいか、古典落語を聞け!読め」と言ってるのに・・・してない!!
芸の質が、あまり良くない
 うちは、大体、芸の質の良い弟子はなぜか入ってこない。芸質が良いとは、教えなくてもソコソコ演じられてしまう人間のことだね。正直うちには一人もいない。まあ、そういう意味では、ごくウチの平均的な弟子とも言えるけど・・・でも一人ぐらい芸の質の良い弟子が欲し〜〜〜い!
先輩の噺を聞かない
 いつも「たん丈、いいか?耳だけは高座に集中してろ」と言うけど・・楽屋であまり噺を聞いていない。たん丈、お前はなんで噺家になったんだ?もうプロ意識の欠如だと思う。
ノンビリや
 落語界最高齢の前座でしかも落語を知らずに入門。たん丈にはもう時間がない。真打は還暦だぞ。それを考えたら人の3倍努力してもまだおッつかない。それがのんびりや。ダメだ。それじゃ!こら、たん丈。のんびりしてる場合か?自分の置かれた立場を考えろ。 
指示待ち人間
 高座でだれも助けてくれない噺家。なんでも自分で考えて自分で行動する必要があるのにたん丈は指示待ち人間。たん丈!自分で考えて自分で行動しろ!でもそれが出来ない。
前座仕事が遅すぎて・・しかも型通り
 着物を畳むのが、ちっとも早くならない。マイペースでゆっくり畳み。しかも100%教わった通りのやり方でまったく自分の創意工夫がゼロ!入門した時から「その3倍のスピードで畳め」と言ってるのけど・・。最近、やっと少し早くなったけど、まだまだ遅い。
高座で受けなくても平気
 何度か彼の高座を聞いたが受けてない。まあ、まだ寄席に出て半年ぐらいだから、受けなくて仕方がないかもしれないが、兄弟子は言うには「受けなかったら、不安になって・・どうしたら受けるようになるかと考えて直すけど、アイツにはそれがない」
  たん丈、教わった通りにやってるだけじゃ、生き残れないぞ!

【参考・・円丈の前座時代は?まあ、こんな感じ】
落語知識
 噺家になる前に落語は26席覚えてた。もちろん、プロになって素人で覚えた落語は全て忘れたけど。それに落語全集、円生全集、円朝全集などかなり読んでいたので前座になった時、寄席で掛けられる噺の99%は分った。
前座円丈の評価
 もう完全な欠陥前座だったね。怠け者の手抜き前座で必要以上は働かないタイプ。前座になって3月目に加え楊枝で働いていてこっぴどく怒られたのを覚えている。しかし前座の時、よく働いたから出世すると言う世界じゃない。かえって欠陥前座の方が良いぐらい。
前座時代の高座
 前座でもいつも全力で落語をやってた。前座の中ではかなり受けていた方だね。出番に穴が開いて上がるとかなりうけた!内心二つ目の先輩をなんとも思ってなかった。とんでもない前座だね。
前座時代に覚えた落語の総数
 前座時代に42席落語を覚えた。大体、月一席のペース。円生は前座の間は、他に稽古に行くことを許さなかったが、内緒で稽古に行き、内緒でやってた。今の前座は二ツ目になる時、精々20席前後、相対的に覚える落語が少な過ぎ、プロ意識に欠けてる。 


 これがたん丈くんのシクジリ集だ

【その1:たん丈の横にいたのに師匠を探しに行った】
 にぎわい座の円丈独演会で開演前に舞台の袖で前座が二番太鼓を叩くのを見てた。この後、たん丈が高座アに上がることになっていた。そして太鼓が終わったらたん丈が突然いなくなった。
その師匠は楽屋にいると思ってこれから高座に上がるので楽屋にあいさつに行ったのだ。舞台の横で太鼓を叩くのを円丈が見ていたんだよ。見渡せば分るはずなのに・・。
  とにかくもう頭の中は太鼓が終わったら「師匠にアイサツに行かないと」とそれしか頭になかったんだね。ホント状況判断が出来ないやつだな。参ったなあ。

【画像:ギャグ・アカデミーにて・・たん丈は目立ちたがり屋ではあるけどねえ・・・】

【その2:それじゃ、ネタを書き直させた意味がない!】
 たん丈にネタの作らせたらそのネタが「満員電車である男のズボン。そのお尻のベルト通しに学生のカバンのチャックに引っ掛かって取れなくなった・・それでなんだかんだが始まる・・」
  まあ、ネタ自体はなんとかなるしても。しかしお尻の方に引っ掛かった仕草や、満員電車の雰囲気をどう表現するのか?これはとても難しい。そこで
「じゃ交差点で髪の長い女が、隣で信号待ってるオヤジがカバンのチャック閉めた途端にその女の髪を挟んで取れなくなる。そんな風に換えてもいけるんじゃないか?交差点の方が仕草もしやすいし、どうだ?」
「ハイ、そうします!」
それから5日後、作って来た噺が
「師匠、これは、女の髪をカバンのチャックに挟んでしまい、後日、二人が会って付き合いが始まると言う噺です」
「バカモン!それじゃ後日談だろ?」と怒った。
 そもそも何のために書き換えさせたのか?電車で使ったギャグが、残るように似た状況で作れと言ったのに。それがキッカケで二人が付き合う噺にしたら、別な噺になる。全く師匠のアドバイスの意味がわかってない。もうまいったな。

【その3:靴を履いてから靴ベラを渡す】
 池袋演芸場で楽屋を出ようとして靴を完全履いて立ち上がったら、たん丈が「ハイ!」と言って靴ベラを渡した。靴ベラは履く時渡せよ。履き終わってから・・靴ベラ渡してどうするんだ。
  どうもたん丈は、師匠の前では少し緊張して、元々状況判断出来ない奴が余計判断できなくなる。

【その4:物事を俯瞰して見ろ!「ハイ、ワイドで見ます」】
 とにかく、たん丈は物事を引いて見られない。今起こってるコトを状況判断出来てない。そこでいつも物事を俯瞰してみろ。ともう100回は言ってる。そうしたら「はい、これからはワイドに見ます」
  なにがワイドだ?大体、ワイドは、視野を少し広げて見るだけ。俯瞰と言うのは、自分も含めた全体を見ることを俯瞰と言う。似て非なるものなんだ。う〜〜ん、分ってないだよな。

【その5:肌襦袢が2枚!たん丈お前が原因か?】
 ある寄席で高座を終えて楽屋を出ようとしたら、着物を入れるカバンの横に肌襦袢が1枚出てる。「前座が入れ忘れたのか?」と思ってカバンに入れ、ウチに帰ったらかみさんが「肌襦袢が2枚あるわよ」「ゲッ!」調べたら、市馬さんの襦袢だった。これは基本的に円丈のミスだ。しかし、その日の市馬さんは、円丈の2本前に上がった。降りた時、既に帰った後。・・と言うことは前座がしまい忘れてのだ。その襦袢をしまい忘れた前座は誰だ?
  たん丈!またお前か?ホントに、もう・・。


【その6:半年前に稽古したネタがまだ覚えてない?ふざけるな】
 たん丈に「小田原丈に落語を一席教えて貰うように!」と言って『たらちめ』を教えてもらったのが今年3月。そして8月中旬、たん丈に「おい『たらちめ』はどうしたんだ?」「ハイ、まだです」
  これで正直激怒した。切れた!自分のメシの種を半年経ってもまだ小田原丈に聞いてもらってない。一体、この男はなんなんだ?もう噺家失格だ。もう破門になっても仕方がないシクジリなんだ。ホントに怒ったね。
  半年に一席だったら1年2席。還暦で真打の時30席!コラッ、たん丈、円丈は33才の真打の時、古典だけで130席覚えてたんだ。少しは危機意識を持て!正直、信じらんない。


【その7:えっ、まだ切符を買ってないの?】
 基本的に弟子と電車に乗る時はこうしている。
  (1)改札の少し前で弟子と師匠の2人分の電車賃を渡す。後輩がいた時はその人たちの分も。
  (2)弟子は走って行って券売機で切符を買う。
  (3)師匠はゆっくり歩いて行って改札あたりに着いた頃、切符を買った弟子が、師匠に切符とお釣りを渡す。
 
 これが、一般的なんだ。ところが先日のたん丈の場合は
  (1)都営地下鉄に乗るんでたん丈に地下鉄入り口のところでお金を渡した。
  (2)わざとゆっくりと階段を下りて改札のところに行ったが、たん丈はいない。
  (3)券売機のところへ行ったら、まだ「ええと・・綾瀬まではいくらだろう?」と料金表を探していた。
 たん丈、早くしろよ。いつも言ってるだろ。相手に合わせろと!師匠はせっかちなんだから、少しぐらい買う料金を間違っても早かったらなんとも言わない。ホントに、もう・・。状況判断ができてない。

◎果たしてたん丈は一体どうなるのか?続く・・・・。

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