そもそもなぜ、座布団をかえすのか? |
答え:知らない!知らないことを書くな。そうなんだけど、日本人の一般常識として、たとえば、来客で当たりに自分の座っていた座布団しかない場合、自分のひいてる座布団を相手に勧めるが、その時、必ず座布団をひっくり返して勧める。
ではなんでひっくり返すのか?これは今まで座っていた座布団にそのまま座ると、相手のぬくもりがまだ座布団に残っていてなんとなくきもちが悪い。その辺で・・。座布団をひっくり返して相手に勧めるようになった・・・だろう!多分!
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座布団のサイズ |
茶席判 (ちゃせきばん、43cm×47cm)、 木綿判 (もめんばん、51cm×55cm)、 銘仙判 (めいせんばん、55cm×59cm)、 八端判 (はったんばん、59cm×63cm) 緞子判 (どんすばん、63cm×68cm)、 夫婦判 (めおとばん、67cm×72cm)といった独特な名称がある。また木綿判をSサイズ、銘仙判をMサイズ、八端判をLサイズとある。 |
タブー・・客席を見てはいけない! |
高座がえしと言うのは、出来れば誰もいなくて、自然に勝手に座布団や、めくりが変わってくれれば一番いいのだ。高座がえしは、その存在感をなくすようにする。目立つことは決してしてはならない。 |
タブー・・笑ってもいけない! |
当然、客席に向かって笑いかけたりしてもいけない。高座がえしは、黒子だと思ってやるのが、一番良い。 |
まず舞台中央のことを先する! |
落語が続く時は、座布団をひっくり返し、次が漫才の時は、座布団を引っ込めて、スタンドマイクをだす、まらマジックの時は、座布団を引っ込めて、マジックのテーブルを出す。とにかく舞台中央のセッテイングを先にして、最後に引っ込む時にめくりを返す。人気者の時はめくった時にワッとくる。 |
高座に上がる時にどちらかと決まっていない。 |
高座に上がる方は、寄席や、いろんな落語会があっても、その落語会には、大体、ある方向から上がるが、それは、上手から、下手から、どちらかであがることが決まっている訳じゃない。それはその小屋の構造上で上がりやすい方から、上がっているだけ!
これは駅の1番線、2番線
ってなにかルールがあって、どちらかが、1番線ときまっているように見えるが、これも決まっていない。 |
高座がえしの前には、清らかに心でいる・・。 |
急になんか立派な事を書いたけど、でもマジで高座がえしは心を清浄な状態にしておいた方がいい。時々、先輩なんかが、いかがわしい画像を見せられて、思わず興奮することがある。すると男は、突然、勃起!なんてことになる。そこでさあ、高座返しとなると「もっこり」で高座がえしでは具合が悪い。だから高座がえしのある日は、心を清浄に保つのがよい。 |