円丈のかなりあやしげ本! |
【メニュ−】...そして福永も浅原みんな捕まった! |
『金運大逆転』 福永法源著 (株)ア−ス.エイド |
『誰でも出来るまじない秘伝』高島易断本部編 |
『浅原彰晃、戦慄の予言』第2弾 浅原彰晃著 1993年 |
どれを? |
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ゼロの力学シリ−ズ第五弾! 今をときめく足裏の福永法源センセ−著作だ。7年前に買った。正直読むだけならなら。彼一流の大ボラ吹き本は面白い..。 しかしその大ボラとサギまがいの足裏診断で数百億円集めて逮捕!罪深いね。 |
この本は大ボラ人生論とでも言うのだろうか。ある種本だね。ではなにが書いてあるのか?本には豪快な小見出しが並ぶ!
これが小見出し |
「血液の濁りが、生活に出るのが貧乏」 |
「億万長者でない者は人間やめろ」 |
「貧乏人が稼いだ金は、最後にみんななくなる」 |
「金持ちの汗と貧乏人の汗とは中身が違う」 |
「ス−パ−で10万円使ったらその家は伸びない」 |
「いま金がない人は10年後も金はない」 |
「金は活かして使えば足裏はきれいになる」 |
金で買えないものを買え! |
【この本のキモ部分】 |
【それで結論】
しかしこの本の第1章の見出しには!
第1章「金は人を惑わす魔物!」
と書いてあった。彼も金に惑わされてしまった。人に金を遣えと言う前に自分で金を遣え。神社に狛犬でも奉納しろ!それでアンタの足の裏はきれいになる。
...そして彼は小菅拘置所へ..。私と同じ足立区民に!
いやだなあ。
高島易断本部編 発行所(株)村田松栄館 定価1000円 これは犯罪とはなんの関係もない。念のため!この本は10年前ほど買った。 |
正直、笑える本だね。落語で笑えなくなったらこの『誰でもできるまじない秘伝』!どこが笑えるのか?いろんなまじないがある。
どんな呪詛か、ちょっと小見出しを書き出すと。
病気や怪我の時のまじない |
「蛇に噛まれない呪詛」 |
「羽蟻を駆除する呪詛」 |
「蚊を駆除する呪詛」 |
「蝿を家に入れない呪詛」 |
「ワラジの痛みを治す呪詛」 |
「打瘤を治す秘呪」 |
「車の酔わない呪詛」 |
「鼠の小便が目に入った時の秘詛」 |
「乳首を痛めた時の呪詛」 |
「蝿を家に入れない呪詛」 |
「羽蟻を駆除する呪詛」 |
「蚊を駆除する呪詛」 |
「打瘤を治す秘呪」 |
「ワラジの痛みを治す呪詛」 |
「車の酔わない呪詛」 |
「鼠の小便が目に入った時の秘詛」 |
とびっきりのギャグの連発!この本さえあれば薬いらずの健康一家だね。その上大笑いできる。絶対、手放せない一冊だね。
その他の呪詛 |
「子どもに胆力養成のまじない」 |
「犬屋根に登りたる時の秘符」 |
「針を紛失したる時の呪詛」 |
「奔馬を止める呪詛」 |
「小便をこらえる呪詛」 |
「蛙の泣くのを止める呪詛」 |
犬屋根に登るってどう言う状況なんだろう!!
人間関係のまじない |
「浮気男を呼び寄せる呪詛」 |
「男の本心を自白さす呪詛」 |
「居ながら手紙の返事を聞く呪詛」 |
「鏡で恋人を呼び寄せる呪詛」 |
「憎い人を呪う法」 |
【まじないの具体的な方法】
まじない名 | 実際のまじない法 |
打瘤を治す秘呪 | 「瘤を治すには、打瘤の上を右の掌でなでながら “木瓜(ぼけ)、木瓜、木瓜!”と三唱する時、痛みたちまち止る」 ホントにそんなことで止るの? |
喉のトゲを抜く呪詛 | “...また一法としてその魚の頭を自分の頭に乗せる時、トゲは抜去る一法もあるが、著者は実験したことなし...(中略)..尚、「鵜の喉」と3遍唱えても抜けること妙なり”どこまで本気で書いてるのかね。 |
安産子安の呪詛 |
“...(中略)..牛の糞の中より選り取った大豆一個を、ふたつに割り、その一方に「父」の字、他の一方に「子」の字を記し、これを元のようにふたつ合わせて汲み立ての水で飲む時は不思議に安産する” |
ミミズに小便し陰部腫れし時の呪詛 |
“子供の頃、みみずに小便する時ときは往々にして陰部腫れ上がることあり、これを治すには、火吹き竹にて陰部の穴を吹けば、間もなく元形に復す” |
鼠の小便が目に入った時の秘詛 |
“鼠の小便が目に入って不気分の時は、猫のよだれを取って目の中に注ぐべし!” 凄いまじないだけど、しかしどうしたら鼠の小便が目に入るのかね。 |
【そして結論】
とにかく汲めども尽きぬギャグの泉だね。
やっぱ、一家に一冊必要な本だね。
ホントにあやしい決定版 『ノストラダムス秘密の予言』 1991年12月 オウム出版 定価600円 発行 松本知子 石井久子 著者が浅原彰晃、発行松本知子石井久子だもん。全員前科者か、前科者予定者だよ。ホント凄い本だね。まさに犯罪者集団によって書かれて本なんだ。 |
オウムって元々原始仏教を標榜してたと思ったら、突然ノストラダムスの大予言!になんじゃ、そりゃあ?しかしギャグばかりでこの本は語れない。オ−ムはこの出版の2年前89年11月に既に横浜の坂本弁護士一家殺害事件を起こしていた。
そしてこのあたりから94年の松本サリン事件や。95年の地下鉄サリン事件、サリン一直線みたいな方向を向いたエポック.メ−キング的な本だ。でもこの本を捨てない理由は、古本でも手に入れにくそうだからね
【この本のキモ部分】 “◎待ち受ける破局、そして....” |
じゃ〜〜〜〜〜ん!!と続く
そのあとに
【破局の結論とは!】 |
【そして結論】
もう、怒った!!さんざ、ああだ、こうだと引っ張った挙句。
次回に譲りたい!いい加減にしろ。ジャンジャン!
そこでついに二冊目も買ったのだ! |
内容的にはハルマゲドンのオンパレ−ド。危ない、危険だ!大変だの羅列。そりゃあ、サリンを作ってばら撒こうと言うんだからあぶないよね。
【ついにハルマゲドンの真実が!】 |
でもあれだけの犯罪を犯した浅原にあれだけ多くの信者がついて行ったのは、やはりサギ師的な側面を持つ彼には、詐欺師特有の魅力があったのではないだろうか?
詐欺師は全力を上げて人の歓心を買おうとする。あなたの周りに魅力的な性格の人いない?その人、良く考えたら詐欺師的な人じゃない?