今回から始まった。山ちゃんコト山田敏春!今、狛研の中で最も燃えてる狛犬男の「山ちゃんの関東狛犬一人旅」が、更新の嵐が吹き荒れる。ホントか?とにかく中身が濃くて、もうタイヘン。 円 丈
【 メニュ− 】
◎えっ、これが狛猫!......第一回
◎栃木県壬生町の狛犬.....第二回
◎茨城県岩井市の狛犬....第三回
◎栃木県鹿沼市の狛犬.....第四回
どれを?
秩父の山奥に狛猫がいると言う噂を聞き、山田氏が秩父山中に分け入り、3年探してついに見つけたというのは。ウソだけど。かなり苦労に末についに狛猫を発見した。それがコレ!!
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狛研で秩父猫ツアーの企画があったが、参加者が少なくあえなくボツ!そこで山ちゃん。自宅mの埼玉県杉戸町から片道3時間かけて。狛猫を探しに! そしてついに見つけた。
これが、その狛猫!コレが猫?コレが?猫?キツネじゃないの?と山ちゃんも思ったほど。しかしこれが狛猫!しかも1対ではなく1体しかしない。神社の方の話では最初から1体とのことです。ほんと〜〜う! |
【場所はここ】
城峯山神社(じょうみねさん)
埼玉県吉田町石間4716
【建立年度】
天保申七年四月吉日(1836)
猫 大きさ34cm
奉納 當所城峯山若者中
こっちから見ても..これが猫?しかしその猫の前にはオオカミが1対居るので。子オオカミか?と思ったが、しかし宮司さんは
「猫です!」
と言われた。だから猫に見えなくてもこれは狛猫! |
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「狛猫」はこんな由来!!
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その後埼玉神社庁の資料を見たところこんなことが...。
「江戸期、別当は城峯山と号する宗道宗長伝寺であった。同寺は将門の守り本尊である十一面観音を安置しその眷属である『お猫さま』の貸し出しを行っていたと伝えられ、今も社殿前には天保申七年四月造立の猫石が残っている。」
とするとこれは、やはりあれはキツネのように見えても猫のようです。最初は1対居たのではないだろうか? |
猫1対見たければココ!
「信濃すとーん記」や林丈二さんの本に載っている長野坂井村の猫は前向きで阿が蹲踞吽は腹ばいで1対いる...と言うことで今回は円丈が代筆したが、次回からは本人が書いちゃう。乞う。ご期待!!
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今回から山ちゃんが自分でかうことになった。それじゃあ、山ちゃん、どうぞ!! 円丈
はい、私が山ちゃんです。江戸時代将軍が日光社参を終えて帰路だけ1泊したのが壬生の町!小さい町ながら江戸期の狛犬がしっかり残っている町だ。
【日本最古の獅子山系!...稲荷神社】
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(写真1)
【稲荷神社】 壬生町本丸2丁目
阿 天明元年 (1781年)獅子山系
顔は宝暦から天明にかけての典型な顔だが尻を上げた姿は珍しい。
この獅子山は、ブロンズでは1700年代があるが、石造の獅子山となると出雲系を入れても1800年初頭が一番古く。これなまさに最古の獅子山!これは大発見だ。円丈
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【日本最古の獅子山系!!...稲荷神社】
(写真2)
稲荷神社 壬生町本丸2丁目
吽 天明元年(1781年)獅子山系
阿は尻を上げているのに対しこちらは前足を揃えてちんちんしているユーモラスな一対だ。石工は津田三次郎 |
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【江戸石工の彫った狛犬...精忠神社】
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(写真3)
精忠神社 壬生町本丸2丁目
嘉永2年(1849年 )
江戸深川 石工 米田源米兵
この年代では珍しい武士8名に寄る奉納。
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【うん...こりゃなんだな.....の狛犬...清水欠稲荷神社】
(写真4)
清水欠稲荷神社 壬生町駅東町 昭和60年 江戸尾立ち
願主が地元の石家にキツネを頼んだら出来てきたのがこの狛犬
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【江戸期の狛犬が並ぶ豪華さ!..雄琴神社】
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(写真5)
雄琴神社 壬生町通町
(手前)天保10年(1839年)江戸尾立ち
(奥)明和6年(1769年)江戸中
江戸狛犬が並んでいるのがうれしい。
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次回は、果たして群馬か栃木か、茨城か、山ちゃんの狛犬ひとり旅は、続く!乞う、ご期待!一体山田敏春とは?何者だ?その紹介も次回に!!
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