庚申塔
文化十一年(1814)
長命寺
東京都墨田区向島5−4
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庚申塔(こうしんとう)
庚申信仰(民間信仰)によって造立されたもの。
「庚申さま」として親しまれ、数が非常に多く、種類も豊富である。
庚申塔造立のは、長い歴史と変遷があり、儀軌や規則にとらわれない自由さがある。主尊は、地蔵、阿弥陀、如意輪、仁王そして手洗鉢、灯籠、五輪塔、石幢など、数え上げればきりがない。
江戸中期以降、主尊は青面(ショウメン)金剛が主流となった。
また、庚申塔の見分け方は、猿、邪鬼、鶏などが刻まれているので見分けやすく。猿、鶏は、三猿、二鶏が、主流となった。
写真の庚申塔は、中央に青面金剛。下に三匹の猿、左右に鶏が2羽。
これがもっともオ−ソドックスな「三猿、二鶏」タイプ。覚えとこう!見分け方ワンポイント
まず江戸中期以降の青面(ショウメン)金剛のタイプを頭に叩き込んでおこう! |