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1 透かし彫り狛犬白山神社 市原市朝生原 昭和39年2月建立(1964) 昭和の狛犬ではあるが、非常に丁寧な仕事がされてる。首の廻りの渦毛の部分が透かし彫りになっており、尾の部分も立体的に彫り抜かれ、実に繊細な細工がされている。 |
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2 エキゾチックな狛犬玉前神社 市原市土宇 明治9年吉日建立(1876) 容貌怪奇、どちらかと言えばエキゾチックな表情をした狛犬である。ただ長髪の髪型は何となくナヨナヨした感じがして、本来の持つ威厳,いかめしさには欠ける。 |
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3 玉をくわえた狛犬小鷹神社 市原市岩崎 昭和53年12月吉日建立(1978) 形は、典型的な昭和狛犬だが、阿像の口のくわえている玉が特徴である。ラムネのビンの玉のように、口の中でガラガラと動くが、決して外れて外に出るようなことはない。玉は彫り出したもので後から入れたものではない。 |
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4 デフォルメ狛犬八幡神社 市原市郡本 延享5年8月吉日建立(1748) 延享5年(1748)のものであるが、巻毛がデフォルメされれ大きな厚い盤状の渦で表現されている。このような近代的な抽象表現が,江戸時代に試みられているのが面白い。ただ前肢が短くバランスが悪いのが気になる。この狛犬の頭には、阿吽ともに直径2.5cm程の穴が開いている。(千葉狛・その1)でも述べたように阿吽の両者に角があつた訳ではあるまいに、どうして穴があるのか?頭の穴についてはますます疑惑が増すばかりである。またこの狛犬にも背骨の凸凹が,彫られている。 |
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5 未完成狛犬上総大国魂社(鶴峰八幡宮末宮)市原市中高根 年代不詳(大正時代?) これは間違いなくいまだ荒彫りの段階で未完成の狛犬である。石屋の片隅にでも置かれているのなら話は別だが、堂々と神社の前に鎮座しているのだからなんとも不思議である。 |
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6 鉈彫りの神使(きつね)鶴舞神社 市原市鶴舞 慶応3年12月吉日(1867) この狐の彫り方は、非常に特異である。普通は表面を綺麗に仕上げる。それなのにこの狐は、わざわざ鑿(ノミ)の目を意識的に残す手法が使われている。 |
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7 乳首をくわえる狛犬水神社 市原市岩野見 昭和2年7月26日建立(1927) 石工名 不祥 子獅子が、乳首をくわえ乳を飲む形をしている。乳首もはっきり彫り出されていて、子獅子が乳首を引っ張るようにして乳を飲んでいる姿は、親子の情愛を感じる。阿像は牡と思っていたが、これは明らかに牝である。 |
8 出雲型狛犬鳥見神社 白井町富塚 安政3年9月建立(1856) 本来の出雲型に比べるとやや頭の位置が高いが、まあ大マケで出雲型としておこう。千葉県内では出雲型の狛犬は、珍しいことは確かだが、それでこれを紹介した訳ではない。 |
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9 神使のカラス熊野神社 船橋市高根町 慶応元年9月吉日(1865) 石工名 不祥 神使が狛犬のように神社の社頭に並ぶことは,良く知られおり、稲荷神社の狐、日吉神社の猿、春日神社の鹿、八幡神社の鳩、天満宮の牛、熊野神社の烏などがある。 |
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