普段今回から始まった。新シリーズ「これが真実!」神社にまつわるいろんな物の真実を解き明かそうと言う画期的企画!
前回第1回「注連縄の真実」が大好評!今回がお祓いの真実。そもそもお祓いとは?その意味とか?その深い深いホントの意味を綾瀬稲荷神社の唐松宮司さんに伺った。 三遊亭 円 丈 (綾瀬稲荷神社のありがたい大麻(おおぬさ)) |
まず 「修祓之儀」(しゅばつ の ぎ) |
本来は社殿に入る前に祓うのが筋! |
お祓いの神具とは? |
大麻(おおぬさ) | 基本的に神社でのみ使用 | 身を清める |
火打石(ひうちいし) | 火打石は高座に上がる時や舞台にも使う | 身を清める |
神具の由来は日本神話から |
火 | 火打石 | 石と火を発生させる鉄の板 | 御神火 |
水 | 塩湯(えんとう) | 蓋のついた桧のワッパになっている物 | 御神水 |
風 | 大麻 (おおぬさ) | 白いヒラヒラした紙のついた棒 | 御神風 |
これがお祓い(修祓)の順 |
1 | 火打石で切り火 | 人の罪障を燃やし尽くす |
2 | 塩湯(えんとう) | 塩湯による、水流でもって、火で残ってしまった、少しの、人の罪障を遥か彼方へ、流し去る |
3 | 大麻 (おおぬさ) | 巻き起こす烈風でもって、火水でもしぶとく残った、僅かな、人の罪障を遥か彼方へ、吹き飛ばす |
お祓いオマケ編 |
【参拝の風景】 九州地方は朝、参拝に行くとその神社の宮司さんが、いてお祓いをしてくれる神社があり、特に熊本市は多い。熊本は10社以上廻ったが、殆ど全てお祓いをしてくれた。 その神社の宮司さんにより、お祓いの感じが違った。その中でこの健軍神社の宮司さんの持つ長柄の大麻の一種が、頭のふわっとのった瞬間、急に体が楽になったようなケガレが抜けたような気がした。そのせいか、熊本で朝、参拝する人は多い。10社廻ってとてもうれしかった。(円) (【健軍神社】熊本市健軍町にて) |
意外と知らない神社の知識・2